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三年生二学期編
秋兎の誕生日3
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続きましても誕生日会!
次々運ばれてくるごちそうに
朝6時過ぎなのを忘れて胃が準備を始めたのを
感じていると舞は話し掛けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「据え膳食べなかったからお腹減ったわ!」
「…一応聞こう何の話だ?」
「寝顔を見ただけで手を出さなかった私偉い!って話よ?」
「やっぱりか!」
「えぇ!いやぁ偉かったわ私!」
「…舞さん?」
舞が誇らしげにしていると
冬花が黒い笑顔を浮かべ舞の方を見て
「本当に偉かったのは誰ですか?」
「と、冬花ちゃんです…」
「ですよね?…兄ちゃん私に感謝してね?」
「どうゆう事だってばよ?」
「いや舞さん兄ちゃんを普通に食べようとしてたから」
「そうなのか舞?」
「…はい。秋兎くんの部屋に入り寝ているのを確認し」
「確認し?」
「脱ごうとしました。」
「ばか野郎!?」
本当に即合体しようとしてたのか!?
「そこを冬花様に見つかりました。現行犯です。」
「舞さんには執行猶予1日を出しました。」
「…なので今日私は秋兎くんを食べられないわ…くっ!」
「くっ!…じゃねぇよ!?」
「娘よ…流石に自重しなさい?」
「じゃあパパは同じ様なシチュエーションでも耐えられるの?」
「…据え膳食わぬは男の恥!」
「ほら!私は悪くない!」
「兄ちゃん、再審請求します。実刑でいいかと」
「やだここに収容されちゃうわ」
「いえ出禁です。10年位接触も禁止します。」
「私が全て悪かったです!申し訳ございませんでした!」
舞はそれは見事な土下座をした。
「さて…こっちの据え膳も食べようか?」
と凛さんはご馳走が並べられたテーブルを
指差した。
「そうですね。あ神埼と父さん母さんも何か食べるのか?」
こっちだけ食べるのも何だか申し訳ない気が…
「ボクはテルが用意してくれたのを食べるよ」
「私達もタマさんが作ってくれたのを食べるから問題ない。」
「そっか…なら」
俺は少し頭を下げ
「今日は集まってくれてありがとう!」
と言い忘れていた言葉を口にした。
その後みんなからのお祝いの言葉が
帰ってきて食事を始めた。
次々運ばれてくるごちそうに
朝6時過ぎなのを忘れて胃が準備を始めたのを
感じていると舞は話し掛けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「据え膳食べなかったからお腹減ったわ!」
「…一応聞こう何の話だ?」
「寝顔を見ただけで手を出さなかった私偉い!って話よ?」
「やっぱりか!」
「えぇ!いやぁ偉かったわ私!」
「…舞さん?」
舞が誇らしげにしていると
冬花が黒い笑顔を浮かべ舞の方を見て
「本当に偉かったのは誰ですか?」
「と、冬花ちゃんです…」
「ですよね?…兄ちゃん私に感謝してね?」
「どうゆう事だってばよ?」
「いや舞さん兄ちゃんを普通に食べようとしてたから」
「そうなのか舞?」
「…はい。秋兎くんの部屋に入り寝ているのを確認し」
「確認し?」
「脱ごうとしました。」
「ばか野郎!?」
本当に即合体しようとしてたのか!?
「そこを冬花様に見つかりました。現行犯です。」
「舞さんには執行猶予1日を出しました。」
「…なので今日私は秋兎くんを食べられないわ…くっ!」
「くっ!…じゃねぇよ!?」
「娘よ…流石に自重しなさい?」
「じゃあパパは同じ様なシチュエーションでも耐えられるの?」
「…据え膳食わぬは男の恥!」
「ほら!私は悪くない!」
「兄ちゃん、再審請求します。実刑でいいかと」
「やだここに収容されちゃうわ」
「いえ出禁です。10年位接触も禁止します。」
「私が全て悪かったです!申し訳ございませんでした!」
舞はそれは見事な土下座をした。
「さて…こっちの据え膳も食べようか?」
と凛さんはご馳走が並べられたテーブルを
指差した。
「そうですね。あ神埼と父さん母さんも何か食べるのか?」
こっちだけ食べるのも何だか申し訳ない気が…
「ボクはテルが用意してくれたのを食べるよ」
「私達もタマさんが作ってくれたのを食べるから問題ない。」
「そっか…なら」
俺は少し頭を下げ
「今日は集まってくれてありがとう!」
と言い忘れていた言葉を口にした。
その後みんなからのお祝いの言葉が
帰ってきて食事を始めた。
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