となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生二学期編

秋兎は悩んでいる。

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のんびりとしたある日…ふむ

「さすがの俺も気が付くのだ。」

そう最近俺の回りが何かそわそわ
している。

「誕生日を自分で意識してから…なんか…こう」

むず痒い!自分のために回りが動いて
くれてるのむず痒い!

「なるほど、これが誕生日を待つ感覚…」

何だろうな…この気が付いてるけど
気付いてない風にしてるの大変だな!
いや嬉しいんだけどね!

「…こうゆう時…どんな顔すればいいか分からない」


笑えばいいのだろうか?


「祝われるより祝う方が俺は楽だな…」

いやさっきも言ったが嬉しいんだよ?

「…これ誕生日の料理も作ったらダメだよな?」


ダメだよなぁ~…

祝われる時…どう待てばいいのか?















『って事を考えてると思うわよあなたのお兄さん。』


「超能力ですか舞さん!?」


あ、いきなり視点が変わりすみません!
こんにちは、冬花です!

先程、兄ちゃんが舞さんに
何か連絡したらしく、そのお礼?で
電話が掛かってきてそのまま
雑談の流れになって…兄ちゃんの
話になり…


『秋にぃの考えることなんてすぐ分かるわ!』

「兄ちゃんは私のお兄ちゃんです!」

『今度、秋にぃって呼んでみようかしら?』

「じゃあ恋人ポジションは私がやりますね?」

『オママゴトだとしてもやめて!?』

「嘘から出たママゴト」

『ママゴトからマコトにしないでね!?』

「心配しなくても舞さんから奪ったりしないですよ?」


『そ、そう』

「舞さんが捨てたらつけこみますが」

『案外冬花ちゃん悪女ね!?』

「『へぇ~…舞さんにそんな事言われたんだ…私ならそんなことしないのになぁ?』って言います」


『まぁまぁ女性から敵視されるよ冬花ちゃん!?』


「もちろん冗談ですよ?」

『そ、そうよね?』

「でも【捨てたら】宣言に否定を入れなかったので義妹ポイント【-100】です。」


『何だか分からないけどスゴく減点されたわ!?』


「現在の義妹ポイントは【900】です。」

『私1000ポイントあったのね…ちなみに貯まるとどうなるの?』


「1万ポイントで兄ちゃんと交換できます。」

『遠くない!?』

「頑張ってくださいね?」

『2倍ポイントキャンペーン無いかしら!?』

「季節イベントはポイント2倍です」

『取り敢えず誕生日終わったら紅葉狩りに誘ってみるわ!』


「ちなみに誕生日はポイント10倍です。」

『近々フィーバータイムなのね!』

「はい。なので成功させましょうね?」

『えぇ!必ず性交させるわ!』

「…【-900】です。」

『ゼロになったわ!?』
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