となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
667 / 815
三年生二学期編

凛は発見した

しおりを挟む
のんびりとした休日
こんにちわ!凛さんだよ!

今日は秋兎がそろそろ誕生日だったよな
と思い娘に内緒で近くのゲ◯にやってきた!
そんな時…見つけてしまった


「ふむ…なぜ君はこんなところに?」

ついでに孤独のグル◯でも借りようと
レンタルコーナーを見ていたのだが…


「まったく…借りるのやめたなら元の場所に戻しなさいよっての!」


大人のデーブイデーが混ざり込んでいた!
しかも剥き出しでDVDに印刷された
パッケージが見えるように
写真立て風に置かれていた!



「小さい子が見たらどうするんだ…まったく」

何が
【いつも晩御飯を持ってきてくれる隣のお姉さん】だ!

「孤独のグル◯と真逆じゃん!」

まぁある意味おいしいし!
パッケージ的にはおいしく頂くんだろうけど!
ポンッポンッポンッ…じゃなくて
パンッパンッパンッ!だし!

「…かわいいな。」

いや違うだろ凛?
秋兎の誕プレを見に来たついでに
孤独の◯ルメを借りようとしてるんだろ?

「……一回冷静になろう。」

そうパッケージがいいなと思ったから
と言って即借りちゃうような男では
俺は無いのだ!

ここぞって時に一度冷静になれる!
それがいい男だ!

などとしなくてもいい言い訳をしながら
俺はもう一度あっちこっち見て戻って来た。

「…いやいや早く借りろよ俺!?」

さっさと孤独のグ◯メ借りて
帰ればいいじゃん!

何を男子中学生が河原で大人の本見つけた時
みたいな行動してるんだよ!
…いやまだそっちはたまにするけど!

「……借りるか?」

幸い?ここはセルフレジシステム…
あんまり恥ずかしくは無い。

「でもなぁ~…」

何だろうな…レンタルだとなぁ~…

「(何か…前もこれで誰かがって感じがして…)」

「何してるのパパ?」

俺が悩んでいると聞き覚えがある呼び方で
聞き覚えのある声が聞こえてきた


「ま、舞!?何故ここに?」

「何となく帰りに寄ったのよ?」

「もうそんな時間か!?」

バカな!?俺はお昼には出たはずだぞ!?
…腕時計チラッ…16時回ってる!?


「あ、秋兎は一緒じゃないのか?」

「秋兎くんなら今日は先にイッたわ」

「どこが!?」

「…家に帰ったのよ」

「あ、あぁ…」

「今日は早漏だったわ」

「あんまり彼氏に使わない方がいいぞ!?」

あと意味が違うぞ娘よ!

「で?パパはこんなところで何をしてるの?」

「あ、いやぁ~…」

「……なるほど」

何か納得した目で俺の後ろを見ている…ぬっ!?


「ち、違うぞ舞!パパはこれを戻そうとしてただけだ!」


「何でよ別に戻さなくていいじゃない?」

「正気か娘よ!?」

「ちゃんと順番通りに並んでるじゃない?」

「……せやな」

俺は少し恥ずかしくなり
孤独のグル◯を手にセルフレジに向かった。

…その後さっきの棚に戻ると
舞がさっきまで俺が見てた
棚を真剣に10秒ほど見たあとに
こちらに向けて優しい目をして来た。

それは俺じゃない!信じてくれ娘よ!
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

処理中です...