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三年生二学期編

最後の体育祭!(玉入れ)

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のんびり…してない決戦の時!
さぁ頑張るわよと意気込んで反り起つ
籠付きの棒を見ていると
ホイッスルが鳴らされスタートした!


「挿r…入れまくるわよ」 

私は謎の訂正をして玉を掴み籠めがけ
投げた。

「左手はそえるだけ…」

ふっ…さすが私!玉の扱いは慣れたものね!
玉入れなんて小学生以来だけど
あの頃の私とは違うと明らかに感じるわ!


「これが成長した私のパウワァ」

先程から小声とは言え
独り言を言っている自分を客観的に
見てしまい一瞬やばいかもと
思ったけれどまぁこれだけ
わちゃわちゃしてたら分からないでしょ!


「…意外としんどいわね」

屈んで掴んで投げる!
それだけなのだけど凄く疲れるわ!

「でもこのしんどさが…いいわ」

そんなことを思いつつ頑張って
玉を扱って放り投げ_



「お、終ったわ…」

何とかやりきった…ちなみに__









「勝ったわよ秋兎くん!」

「見てたから知ってるけどおめでとう!」

さっそくテントに戻り
秋兎くんに話し掛けた。


「本当はダンクしたかったのだけどね…」

「支えてる人が可哀想だからやめよ?」

「何よ?私が重いとでも?」

「舞がとかじゃなく流石に人が一人掴まったら重くて傾くわ!」


「それもそうね…でも秋兎くんには私一人くらい支えて貰わなきゃ困るわよ?」


「まぁ頑張るよ」

「駅弁したいもの」

「うん…小声とは言えここで言うな?」

「私は玉の扱いをさらに極めていくわ」

「お、おう」

「手を当てただけで中身が飛び出す位に極めるわ」


「それは多分別の何かを極めなきゃ無理だな!」
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