となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生二学期編

バレーボール

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「バレーボールって素敵よね?」

「苦手なスポーツだが見るのは好きだよ」

「あらそんなに女子の揺れを見るのが好きなの?」


「何故女子バレーに絞った!?…純粋に女子バレーを応援してる人達に謝れ!?」


「そうね秋兎くん以外にはお詫びを申し上げるわ」


「俺は!?」

「貴方は…ね?」

「『ね?』じゃねぇよ!?」

「体育祭でやらないかしら?」

「時間的にも場所的にも厳しくないか?」

「体育館でやればいいじゃない?」

「…また中継する気か!?」

「マラソンにバレーに通常競技…ふっ目が忙しいわね!」


「まぁでも体育館を使うって発想は嫌いじゃないぞ?」

確かに外暑いし
体育館でも色々出来そうだしな。


「でも実現するのは難しそうね」

「まぁ確かにな。」

親御さんとかあんまり見れなさそうだもんな

「絶対イチャ付いてるカップルが居るから邪魔しちゃ悪いしね!」


「居ないんじゃないかな!?」

知らないけど!

「バカな…私の読んでる漫画とかには良くあるシチュよ?」


「そ、そうなのか?」

「あと体育祭終りに告白したりとかにね?」

なるほど…それならありそうだ。

「アタックしてブロックされなきゃいいけどね?」


「無理やりバレーに戻したしあまりうまくないからな!?」
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