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三年生ナトゥ休み編!
神埼島バカンス16
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昨夜のことで少し寝不足な俺…
秘密って苦手なんだよなと思いながら
部屋から出てリビングに降りると
寝不足だったはずの俺の目は覚めた。
そんな俺とほぼ同じタイミングで
降りてきて同じように目を覚ましたらしい
舞は話し掛けてきた。
「ね、ねぇ秋兎くん…」
「な、何かな舞?」
「目の前がパーティー会場に見えるのは私が寝惚けてるのかしら?」
「そう思うなら俺をビンタしてくれ」
俺も同じものが見えるから。
「嫌よ…私を壁まで殴り飛ばすで手をうちましょ?」
「いや、普通に無理だし出来たとしてもやらないからな!?」
「あ、二人とも起きたんだ?」
そう言って俺の横にいつの間にか居た
神埼は話し掛けてきた。
「おはよう神埼さん」
「おはよう神埼」
「おはよう二人とも…実はねぇ~」
少しこちらをチラッと見た神埼は
目線をパーティー会場に向け
「今日はボクの誕生日なんだよ!」
「な、なんですって!?言ってくれれば…ね?秋兎くん?」
「そ、そうだぞ?何で言わなかったんだよ?」
す、少し心が痛い
「皆を驚かせようと思ってさ…へへ」
「くっ!神埼さん…かわいい!」
何か悔しがってる舞を連れて会場の方に
向かっていると何か凛さんと冬花の声が
後ろから聞こえてきた。
舞と同じ反応らしい…まぁそりゃな。
そのあとは普通…と呼ぶには規模がでかいが
昨晩のBBQの規模で慣れたのか
普通に楽しめた。
小松がトリコに振る舞うのかよってレベルの
食事がテーブルに並んでたり
途中でメイドさん達が
アイドルばりのダンスを披露したり
何かテレビで見たことがある気がする
人が居たりしたが…
「まぁ神埼だしな。」
「秋兎くんのそのツッコミ本当に便利ね!?」
そんなことを数回パーティー中に言われたが
気にしない!
「さて、そろそろお時間となりましたのでここらでお開きとさせて頂きます…では最後に今回の主役…神埼 巡様、何か皆様にご挨拶を」
「う、うん。」
明らかに緊張した様子でマイクを持たされた
神埼は丁寧な挨拶をし
拍手に包まれパーティーは幕を閉じた。
「さて…俺達は今日帰るんだよな?」
「そうですね私達メイドチームと巡様と同じ船でこの後すぐ出航していただきます。」
「いやぁ~…政治家になった気分だったな!」
「パパ?そこは芸能人とかの方がいいわよ?」
「ひ、久しぶりにお腹いっぱいです…」
俺が予定を確認し
みんなの話を聞いていると神埼が
肩を叩いてきて…
「何だよ神zムグッ!?」
何か口に入れられた!?
そうゆうのは舞のやり口だろ!?…って
この味は…
「昨日のケーキか?」
「そう。昨日二人で食べたケーキ」
神埼はヒソッと俺の耳元に近付きそう呟いた
そしてこう続けた。
「どうだった?」
「どうって…昨日と同じで美味しかったぞ?」
「…そう。」
そう言って神埼は俺から少し離れて
「ボクは昨日の方が美味しかったよ。」
と、少し寂しそうに離れテルさんの方に
向かった。
その後俺達は船に乗り込み
出航した港を目指した。
結局、船の中でも着いてからも
神埼は俺に話し掛けてこなかった。
こうして俺達の夏最大のイベントは
幕を閉じたのだった。
秘密って苦手なんだよなと思いながら
部屋から出てリビングに降りると
寝不足だったはずの俺の目は覚めた。
そんな俺とほぼ同じタイミングで
降りてきて同じように目を覚ましたらしい
舞は話し掛けてきた。
「ね、ねぇ秋兎くん…」
「な、何かな舞?」
「目の前がパーティー会場に見えるのは私が寝惚けてるのかしら?」
「そう思うなら俺をビンタしてくれ」
俺も同じものが見えるから。
「嫌よ…私を壁まで殴り飛ばすで手をうちましょ?」
「いや、普通に無理だし出来たとしてもやらないからな!?」
「あ、二人とも起きたんだ?」
そう言って俺の横にいつの間にか居た
神埼は話し掛けてきた。
「おはよう神埼さん」
「おはよう神埼」
「おはよう二人とも…実はねぇ~」
少しこちらをチラッと見た神埼は
目線をパーティー会場に向け
「今日はボクの誕生日なんだよ!」
「な、なんですって!?言ってくれれば…ね?秋兎くん?」
「そ、そうだぞ?何で言わなかったんだよ?」
す、少し心が痛い
「皆を驚かせようと思ってさ…へへ」
「くっ!神埼さん…かわいい!」
何か悔しがってる舞を連れて会場の方に
向かっていると何か凛さんと冬花の声が
後ろから聞こえてきた。
舞と同じ反応らしい…まぁそりゃな。
そのあとは普通…と呼ぶには規模がでかいが
昨晩のBBQの規模で慣れたのか
普通に楽しめた。
小松がトリコに振る舞うのかよってレベルの
食事がテーブルに並んでたり
途中でメイドさん達が
アイドルばりのダンスを披露したり
何かテレビで見たことがある気がする
人が居たりしたが…
「まぁ神埼だしな。」
「秋兎くんのそのツッコミ本当に便利ね!?」
そんなことを数回パーティー中に言われたが
気にしない!
「さて、そろそろお時間となりましたのでここらでお開きとさせて頂きます…では最後に今回の主役…神埼 巡様、何か皆様にご挨拶を」
「う、うん。」
明らかに緊張した様子でマイクを持たされた
神埼は丁寧な挨拶をし
拍手に包まれパーティーは幕を閉じた。
「さて…俺達は今日帰るんだよな?」
「そうですね私達メイドチームと巡様と同じ船でこの後すぐ出航していただきます。」
「いやぁ~…政治家になった気分だったな!」
「パパ?そこは芸能人とかの方がいいわよ?」
「ひ、久しぶりにお腹いっぱいです…」
俺が予定を確認し
みんなの話を聞いていると神埼が
肩を叩いてきて…
「何だよ神zムグッ!?」
何か口に入れられた!?
そうゆうのは舞のやり口だろ!?…って
この味は…
「昨日のケーキか?」
「そう。昨日二人で食べたケーキ」
神埼はヒソッと俺の耳元に近付きそう呟いた
そしてこう続けた。
「どうだった?」
「どうって…昨日と同じで美味しかったぞ?」
「…そう。」
そう言って神埼は俺から少し離れて
「ボクは昨日の方が美味しかったよ。」
と、少し寂しそうに離れテルさんの方に
向かった。
その後俺達は船に乗り込み
出航した港を目指した。
結局、船の中でも着いてからも
神埼は俺に話し掛けてこなかった。
こうして俺達の夏最大のイベントは
幕を閉じたのだった。
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