となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生ナトゥ休み編!

神埼島バカンス11

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のんびりとした神埼島
BBQ会場に俺と舞が到着すると
すでにみんな揃っていた。

…凛さんはかなりできあがってるし。

そんなBBQ会場を眺めていると
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「これだけの数の男女が集まってこれから肉欲を満たすのね!」


「間違ってないけど肉欲やめよ!?」

「性欲の方が良かった?」

「良いわけあるか!?」

それこそ洒落にならん!

「さてさて…みんなはどんな食材を手に入れたのかしら?」


「さぁな…」

ちなみに俺達は
しいたけ、ウィンナー、アワビ、マンゴー
チチカブ、イカ、あとは飲み物が色々だ。


「あれだな…肉欲しいな。」

せっかくのBBQだし良い肉食べたい
いやアワビあるから豪勢ではあるが…


「おマンゴーもあるし食後もバッチリだしね」

「なぜ【お】を付けた?」

「その方が素敵でしょ?」

「…何だろうなツッコミにくいな!」

別にマンゴーに【お】を付けただけだもんな!


「おマンゴーに対するツッコミがツッコミにくいとは皮肉ね?」

「やかましいわ!」


「あれよね地理の授業で漫湖を見た時の気持ちに近いわよね?」



「…沖縄のな」

あれ見た時
『え?ここ別に授業で音読しなくていいよね?するとしたら自分に回ってくるな!』
と心から願ったものだ。


「私は回って来い!もしくは秋兎くんか女の子読め!と思ってたわ!」


「叶わなくて良かった!」

結局ほぼ触れずに終わったしな。

「ちなみに…」

「ん?」

「バヌアツ共和国には【エロマンガ島】って島があるわ!」


「まじ?」

「Go◯gle先生がおっしゃったのだから間違いないわ!」


「なるほど…いやだから何だって話ではあるが!」


そんな話をしながらみんなに近付くと
みんな俺達に気が付き


「兄ちゃん遅かったね?」

「あぁ満喫しすぎた」

「マンキツすぎた?」

「凛さん変な聞き間違えしないでください!」

「出店通りを少し離れたら確かに暗い場所ありますもんね?」


「テルさんは何か変な勘違いしてません!?…あと酒くさ!?」


2人とも酒臭い!

「さて、みんな揃ったし始めようか?」

そう巡が言って手を叩くと
先ほどまで屋台をしていたはずの
メイドさん達が現れ


「「「準備万端です!」」」

と、ものすごい速度で火を起こし
BBQの準備を完了させた…


「神埼家のメイドだもんな。」

「新しいツッコミ放棄ワードが生まれたわね秋兎くん!?」
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