となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生ナトゥ休み編!

神埼島バカンス3

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のんびりとした夏休み
神埼島のビーチにそれぞれ水着を着て
向かった俺達を待ち受けていたのは…



「「「「海だぁ!!」」」」


すごく綺麗な砂浜とビーチだった!

そして出迎えてくれたのは青い海と…


「「「ようこそ御越しくださいました秋兎御一行様!」」」



メイドさん達(私服)だった。


「私服か…なるほどな!」

凛さんはすごく満足そうだった。
まぁ確かにメイドさん達ここに住んでるわけ
だし私服のが自然ではあるのか。


「ご安心ください秋兎様。」

何か背後から声がしたなと振りかえると
ヘソだし短パンのテルさんが立っていた

「ビックリしましたよ!?」

「すみません…切腹するので介錯お願いします。」 


「そこまでしなくていいですよ!?」  

覚悟が決まりすぎている!

「それでテルさん」

「何でしょうか秋兎様?」

「『ご安心ください』とは何のことですか?」 

別に心配要素は無いような…


「そのことですか。いえ簡単な話ですよ、私服ですがキチンと皆様をおもてなし致しますとゆうことです。」



「あぁなるほど…」

「仕事着(メイド服)ではないですが真面目におもてなし致します。」


「そこまで気を遣っていただかなくても…」

「そうは参りませんご主人様に怒られてしまいます。」


神埼のお父さん…大道さんだったかな?
意外と厳しい人なのかな?


「ご主人様から『島から二度と帰すな!』と言われてますので」



「え!?やっぱりそうゆう展開!?」

彼岸島的パターン!?

「もぉ…テルその言い方は誤解があるよ?」

そう言ってどこから出したか分からない
フランクフルトを食べながら
神埼はテルさんにデコピンした。


…テルさんが下を向いて肩を震わせていた。
あれなのか?やっぱり上下関係がハッキリ…


「巡様にデコピンしていただけるなんて…フフフ」

あ、これあれか…薄々分かってたが
舞と同じタイプの人だな。
ある意味上下関係はハッキリしてる。

そう思い俺は神埼の方を向き

「誤解って?」

「いや、父さんは『島から二度と帰りたくないと思わせる程おもてなしをしなさい!』って言ったんだよ?」



「似てるけど確かに大分違うな!?」


「まったくテルは…モグモグ」

「なぁ今さらだが神埼」

「何かなアキ君?」

「そのフランクフルトどうしたんだ?」

「ん?あぁこれ?これはあそこの海の家で貰ったんだよ?」



そう言いながら神埼はビーチにある
建物を指差した。


「海の家まであるのか!?」

「ちなみにマッサージもあるよ?」

ちょっとムスッとした顔をした?
神埼は先ほどの建物と同じ方向を指差し

「海の家の裏にあるよ。」

それを聞いた凛さんと舞はお互いに
顔を見合わせて頷き 


「娘よ…覚悟はいいか?」

「…私はできてる!」

と、言って全力疾走していった。


「海は!?」

俺のツッコミは儚くもセミの声に
かき消された。


…ちなみに海の家と聞いた時点で冬花は
すでに消えていた。


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