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三年生ナトゥ休み編!

神埼島バカンス1

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のんびりとした夏休み…では無い!
ついに神埼家のプライベートビーチに
向かうことになった俺達は
神埼邸に来ていた。

何で向かうのかな?とか考えてた
俺達の前に現れたバスを
ポカーンと眺めていると
神埼は話し掛けてきた。

「ねぇアキ君」


「何かな神埼」

「取り敢えずメイドさん達とこれで港に向かうね?」


「う、うん」


「ねぇ秋兎くん」 

「何だよ舞?」

「修学旅行サイズのバスね」

「だな!」

まぁもう『神埼だから』で済ませてしまって
いる俺達はそのままメイドさん達と
バスに乗り港に向かった


「…予想通り船があるな」

「あるわね」

「…兄ちゃん」

「どうした冬花?」

「大きいね」

「だな。」

「なぁ秋兎」

「何ですか凛さん?」

「こんな大きいの…入るのか?」

「【に】を【の】の後に入れてくれないと意味が分からない文章になってますよ?」


「そうよパパ」

「うむ…」

「どれだけ拡張してもこれは流石に入らないわよ」


「お前もツッコミ所がおかしい!」

その後フェリー位の船に乗り
俺達はプライベートビーチへ…いや

「さぁ行こうか!神埼島へ!」

どうやら目的地は島らしいことが
今判明した。


「なぁ神埼」

「何かなアキ君?」

「島なのか?」

「そうだよ?」

「何を『当たり前でしょ?』って顔してるの!?」


「どうされました秋兎様?」

「い、いや…無人島だとは思わなくて…」

「…正確には無人島では無いですよ?」

「ん?」

「我々の家…とゆうか町がありますから。」

「どうなってんの神埼食品!?」

他の皆もポカーンである。
そんなこんながあり俺達は
プライベートビーチ改め神埼島に
上陸した。
そんな俺に舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「ながされて神埼島ね?」

「…伝わるかな元ネタ。」

「あの…凛さん」

「どうしたんだい冬花ちゃん?」

「これ漫画のジャンルによっては大惨事になるパターンですよね?」


「うむ、実はめぐ君に騙されていて我々が生け贄にされるパターンだな。」



「二人は何で【鬼畜島】みたいな話してるんだ?」


あと【彼岸島】とか。


「じゃあ皆さん…」

俺達が変なことを考えたりしていると
神埼は口を開き


「客家まで案内しますね?」

「客室みたいに言わないでくれるかな!?」

こうして俺達のおそらく
夏最大のイベントは幕を開けたのだった。




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