となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生ナトゥ休み編!

水着を買いに行こう

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のんびりとした夏休み
神埼家のプライベートビーチに
誘われた俺達は水着を買いに
デパートにやって来た


「まさかオジさんも誘われるとはな!」

凛さんも誘われたらしい。
嫌じゃないしむしろ嬉しいんだが…

「しかし、めぐ君…同級生の保護者まで誘ってくれるとは…」



「保護者役かしらね?」

「いや神埼ならメイドさん達が付いてくるだろ?」


「それもそうね?」

「普通に一人になるからですかね?」

「ひとりぼっちは寂しいもんな。」

「ですね。」

そんな会話をしていると
無事水着コーナーに着いた俺に
今日も今日とて舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「去年のサイズが合わないわ」

「わざわざ報告しなくていいよ!?」

「…◯ね」

何か冬花の方からすごい言葉が聞こえた
気がしたけど気のせいだよな!

「おじさんもサイズが合わない!」

「中年だものね」

「やめろ舞…その言葉は俺に効く。」

「俺は別に前のでいいかな」

サイズ変わってないし。

「大丈夫?巨大マックスした時に目立たないように大きめの買った方が…」


「余計なお世話!」

「前科あるしね秋兎くん」

「昔の話を掘り起こすな!」

俺の黒歴史を!

「…ちなみに凛さんはどんなの買うんです?」

別に深い理由はない!

「ふむ…」

そう言って凛さんは水着コーナーに入って行き
それに俺達は付いていった。
少し悩んだ凛さんは【ハッ!】とした
顔をして一着手に取りこちらに見せてきた


「ブーメラン!」

「パパ、その歳でそれは無いわ」

「パパりんは1億のダメージを受けた。」

「それだけのダメージを受けて耐えてるのは逆にすごいですね!?」


「秋兎くんが履く?」

「履かないよ!?」

こんなピッチピチ!

「そうね巨大マックスしてはみ出たら大変だしね」


「そんな心配は一ミリもしてないよ!?」

その後、なんやかんや
みんな水着を買った。

凛さんの競泳選手みたいな水着と
舞のギリギリ過ぎる水着は
俺と冬花が全力で止めた。
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