となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生一学期編2

砂浜遊び(走るやつ)

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「砂浜を走るやつって素敵よね?」

「青春って感じだよな!」

「そうよね!…ちなみに秋兎くんは前を走りたい?後ろを走りたい?」


「俺か?そうだな…前かな?何となくだけど」

「なるほど…秋兎くんは追いかけられたいのね?」


「追いかけられたくはないよ!?なんなら並走でもいい!」


「いや並走はダメでしょ?楽しみがだいぶ減るじゃない?」


「…砂浜を走る話をしてるよな?」

「そうよ?」

何だろう…何か噛み合ってないぞ?

「でもやっぱり乙女心としては…」

「ん?」

「『待てよ舞~』『待たないわ秋兎くん』キャッキャウフフみたいなのやりたいわ!」


「あ、そうゆうやつか!」

「…秋兎くんはナニを想像してたの?」

「いや砂浜を走るトレーニングやりたいのかと」


「恋人と海で?」

「確かにやらないよねごめんな!?」

「いえ…それはそれでありね」

「ありなのか!?」

「秋兎くんが私の水着脱がして『捕まえてごらん』ってして欲しいわ!」


「たぶん舞より先に警察に捕まるがな!あと!」


「ん?」

「舞のそうゆう姿は…みんなの前では見せたくないかな?」


「デュフッ」

「そうゆうところは俺も見たくないかな」

「私が秋兎くんの海パン盗んで前走ってもいいわよ?」


「…そのまま女の子のところに行こうかな?」

「捕まるわよ?」

「確かに俺が捕まるわ」

「…でも別のメスに見られるのは嫌ね」

「メスって言うな!?」

「じゃあ、こうしましょう!お互いにパンツを交換して走りましょう!」


「はみ出すわ!」

俺もツッコミ終えてから
そうゆうことじゃないだろ?
とは思った。
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