となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生一学期編2

秋兎の休日2

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のんびりとした…どこだここは?
…俺はたしか自分の部屋を…あれ?

「ん~…?」

俺の部屋こんなに白かったか?
いや…正確には綺麗だったか?

そんなことを考えていると
カーテンが開き…ん?カーテン?


「こんにちは、具合はどうかな?」

「あの…えっと?」

何だかお医者さんみたいな人が立っていた。

「あの…ここはいったい?」

「ここは市立病院だよ」

「…病院!?」

「君、部屋で倒れてたみたいだよ?」

「そう…なんですか」

「妹さんが救急車を呼んでくれたみたいだね」

「冬花が…」

救急車呼べたのか…いやいや
失礼すぎるぞ俺…流石に呼べるだろうよ


「君が寝ている間に検査をしてみたんだが…」

「はい。」

「まぁ過労だね」

「か、過労ですか?」

この歳で?
そんなに頑張ってないのに?

「ここ最近、急激な変化はなかったかい?」

「急激な変化…」

両親と仲直りしたりとか…
巨漢になったタマミさんに拉致られたとか


「まぁ…ちょっと疲れが出たんだろ。」

そう言って先生は心配することないよと
言って俺の肩を優しく叩き出ていった


「あ、そうだ」

先生は何かを思い出してこちらを振り向き

「お見舞いの人達がたくさん来てるから…まぁ無理しない程度に頑張って。」


と、謎の言葉を残して出ていった。


そして入れ替わりに

「お見舞い番号1番!神川 凛は入ります!」

と、凛さんが面接みたいに入ってきた。

え?これがまだ続くのと心のなかで思った。

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