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三年生一学期編2
肩叩き券
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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「肩叩き券って素敵よね?」
「昔、冬花から貰ったな。」
「なるほど…冬花ちゃんに手で気持ち良くして貰ったことがあると」
「言い方が嫌だな!?」
「男女がひとつの部屋で声を出しながら気持ち良くなるんでしょ?」
「さらに悪くするな!?」
「…他には?」
「え?」
「他にはどんなプレ…マッサージをされたことあるの?」
プレ…が気になるがツッコまないでおこう。
「そうだな…背中を踏んで貰ったり、背中を押して貰ったりしたな?」
「踏んで貰ったり、跨がって貰ったり!?」
「いや、確かに背中押してもらう時は跨がられたけど!?」
「や、やるわね…冬花ちゃん」
「逆もしたかとあるぞ?」
「仰向け状態で跨がられたってこと!?」
「…すまん俺がやる側をしたって意味だ。」
ニッポン語むずかしいネ
「冬花ちゃんを手で気持ち良くしながら跨がったと」
「そうだな。」
俺は無駄なツッコミをやめた。
「…変な気分とかにならないの?」
「ならないな?」
「それはそれで…」
何か言いかけた舞は黙り込み
「今度、私にもして?」
「もちろんいいぞ?」
「気持ち良くなりながら気持ち良くしてあげるから!」
「マッサージの話だよな!?」
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「肩叩き券って素敵よね?」
「昔、冬花から貰ったな。」
「なるほど…冬花ちゃんに手で気持ち良くして貰ったことがあると」
「言い方が嫌だな!?」
「男女がひとつの部屋で声を出しながら気持ち良くなるんでしょ?」
「さらに悪くするな!?」
「…他には?」
「え?」
「他にはどんなプレ…マッサージをされたことあるの?」
プレ…が気になるがツッコまないでおこう。
「そうだな…背中を踏んで貰ったり、背中を押して貰ったりしたな?」
「踏んで貰ったり、跨がって貰ったり!?」
「いや、確かに背中押してもらう時は跨がられたけど!?」
「や、やるわね…冬花ちゃん」
「逆もしたかとあるぞ?」
「仰向け状態で跨がられたってこと!?」
「…すまん俺がやる側をしたって意味だ。」
ニッポン語むずかしいネ
「冬花ちゃんを手で気持ち良くしながら跨がったと」
「そうだな。」
俺は無駄なツッコミをやめた。
「…変な気分とかにならないの?」
「ならないな?」
「それはそれで…」
何か言いかけた舞は黙り込み
「今度、私にもして?」
「もちろんいいぞ?」
「気持ち良くなりながら気持ち良くしてあげるから!」
「マッサージの話だよな!?」
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