となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生一学期編2

白湯

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「白湯って素敵よね?」

「内臓を温めてくれて体にいいらしいな!」

「それはもちろんなのだけど…」

「ん?」

「暑いのを注ぎ込まれてお腹がポカポカするなんて素敵よね?」


「うん!何となく知ってた!」

「しかも白い液よ?…狙ってるわよね?」

「狙ってないよ!?あと湯を液とか言うな!」

「でも実際飲み始めてから私は調子がいいわ」

「そうなのか?」

「快便よ!」

「良いことだけど宣言するな!」

「…毎朝快速開通よ!」

「変な言い直しだな!?」

「二度と戻ってこないけど」

「戻ってきたら困るよ!?」

「まぁまた製造されるのだけどね!」

「まぁな!」

俺はツッコミを放棄した。

「ちなみに今もポカポカよ?」

「何だ白湯持参してるのか?」

「あなたと話してるからよ?」

「お前はたまに恥ずかしいことをサラッと言うよな!?」


「秋兎くんを見てるとポカポカする」

「綾波レ◯かな?」

「秋兎くんを見てるとムラムラする」

「…宣言するな!?」
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