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三年生一学期編2

洗濯バサミ

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「洗濯バサミって素敵よね?」

「無いと結構困るだろうな?」

「それはもちろんなのだけど…」

「ん?」

「リアクション芸人さんを見て素敵だと感じてしまったわ!」


「憧れ方が違う気がする!?」

私もあんな風になりたいじゃなくて
私もあんな風にされたいな気がする!

「鼻でやろうとしたのだけど…」

「やろうとしたのか…」

「パパが『顔は目立つからダメ。目立たないところにしなさい』って」


「いじめっ子が暴力振るう時に考えるやつ!?」

あと、止めなよ凛さん!?

「だから私は考えたの」

「考えたのか…」

「鼻がダメなら乳首にはさめばいいじゃない!と!」


「マイー・アントワネット!?そして、それもやるな!?」


「何でよ?出◯さんとか、◯島さんとかしてたわよ?」


「あの人達は特別な訓練を受けてるから。」

「私も受けようかしら。」

「真剣に考えるな!?」

「乳首ハサミ芸を磨くためよ!」

「それだと何か別のが浮かばないか?」

乳首なくなりそうなんだが?

「そうね…今の話しはカットでお願いするわ」

「生放送だから無理だな!」

「じゃあ何かをテロップを挟み込みなさい。」

そう言って舞は何かを打ち始め…

「【※彼女の乳首は特別な訓練を受けています】これでいいかしら?」


「たぶん、こここそカットだわ!」
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感想 23

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