となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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三年生一学期編

入学

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のんびりとした初登校の朝
いよいよ3年生だなと張り切って登校すると 
もはや当たり前のように今回も
となりの席だった舞は話し掛けてきた。



「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「今回も当たり前のようにとなりの席なのだけど…」


「そうだな」


「もうあれよね多分私達のカップリングが好きな先生がいるのね!」


「だとしたら…少し嫌だな!」

となりが舞ってのが嫌なんじゃなく
何か先生がそうゆう目で俺たちを見てたら
嫌だなって話しな!

「さて、では新学年も通常運転を始めましょうか!」


「通常運転?」

「ねぇ秋兎くん」

本当だ通常運転だ!

「何だよ舞?」

「入学って素敵よね?」

「俺らの時も心踊ったり不安だったりしたがいいものだったよな!」


「それはもちろんなのだけれど…」

「ん?」

「入って学ぶ何て素敵よね?」

「…ん?何を当たり前のことを…?」

それが入学だろ?

「変換を間違えたわ…少し待ってね?」

忘れている人もいるかも知れないが
これらのやり取りは学校の休み時間
LI◯Eにて行われている…とはいえ…
変換合ってるが…


挿入はいって学ぶ何て素敵よね?」


「何故訂正してから間違える!?」

「あら、そんなに間違ってないわよ?」

「…一回突っ込みを我慢して理由を聞こうか?」


「だって入学式のあと」

「うん」

「子供が増えるじゃない?」

「子供が増えるの意味が違うよね!?」

「でも、入っただけじゃダメなのよね」

「ん?」

「途中でふにゃっとしたとしても」

ふにゃ?

「途中で先走ってしまっても」

「そうゆう時期はあるよな」

「どんなに回りに揉まれても我慢して…」

「確かに先生や先輩に色々言われたりされたりするかもな?」


「最後に気持ち良く卒業できたらいいのよね!」


「何だろういい話っぽいのに最初の話のせいで台無しな気がする!」
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