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二年目!三学期編!

首輪

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「首輪って素敵よね?」

「俺にそんな趣味は無い!」

「私にはある!」

「誇るな恥じろ!」

「…ビクッ!ビクッ!」

「恥じて気持ち良くなるな!?」

俺はいったい何を叫んでいるんだ?

「何を今さら…」

「心を読むな!」

「それはそうと…首輪よ首輪!」

「分かっとるわ!…そうだな…意外とかわいいのとかあるよな?」


「あら秋兎くん、詳しいわね?もしかして興味が?」

「犬のだよ!?」

「メス犬ではなく?」

「健全なメス犬のではあるかな!?」

「健全なメス犬ってすごい言葉ね?」

「そうだね!」

冷静にならないで欲しいな!

「ちなみに人間用のは少し柔らかいわ!」

「詳しいな!?」

「家にあったわ!」

「聞きたくなかった!」

「ちなみに猿ぐつわもあったわ!」

「何でもあるな!?」

そして、頼むから処分するか
大魔王並に封印しててくれ!

「その封印必ず解けるわよね?」

「心を読むなリターンズ!」

「新しいパターンね!」

「そうだな!」

だからなんだ!
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