となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
490 / 815
二年目!三学期編!

サングラス

しおりを挟む
のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「サングラスって素敵よね?」

「かっこよくて憧れるよな!」

「それはもちろんなのだけど…」

「ん?」

「顔にかけるってだけで素敵よね?」

「その条件は色々なものが当てはまってしまわないかな!?」


メガネとか!

「世界は素敵に満ちてるわね!」

「話題がまともなら素晴らしい言葉だな!」

「白いサングラスって無いのかしら?」

「白縁…とかはあるんじゃないか?」

「ふむ…出来れば全部白いのがいいわ…」

「レンズも?」

「うん。」

「詳しくないが…それはかける意味あるのかな?」

「…確かに眩しそうよね?」

「うん。」

「ぶっかける意味が無いかも知れないわね?」

「それは最初から無いわ!」

「ん~…ならサングラスはやめようかしら」

「買う予定があったのか?」

「犬の散歩用に買おうかと」

「なるほど」

なるほど…運動靴やら体操服やらサングラスやらは
散歩用か…ん?ちょっとまて?


「舞さん、ひとつ尋ねたいのだが?」

「経験人数は一人よ?」

「知っとるわ!?…じゃなくて犬の散歩…まさか体操服で行かないよな?」


「あら、ダメかしら?」

「ダメだと思うな…」

何故とは言わんが、学校外に体操服着て
散歩はよろしくない気がしちゃうな!


「それは困ったわ…」

「スク水の時も思ったが…学校用の着衣に信頼置きすぎじゃないかな!?」


「だって楽なんだもの…これ着ろ!って指定されるの」

「気持ちは分かるが…」

「SMプレイみたいで」

「それは分からん!」

「なら放課後にでも運動出来る服を買いに行きたいから付き合ってくれないかしら?」


「もちろんいいぞ?」

「ありがとう。ついでに夜の体操服も買いに行きましょう!」


「それは大人になったらな!」
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

黒蜜先生のヤバい秘密

月狂 紫乃/月狂 四郎
ライト文芸
 高校生の須藤語(すとう かたる)がいるクラスで、新任の教師が担当に就いた。新しい担任の名前は黒蜜凛(くろみつ りん)。アイドル並みの美貌を持つ彼女は、あっという間にクラスの人気者となる。  須藤はそんな黒蜜先生に小説を書いていることがバレてしまう。リアルの世界でファン第1号となった黒蜜先生。須藤は先生でありファンでもある彼女と、小説を介して良い関係を築きつつあった。  だが、その裏側で黒蜜先生の人気をよく思わない女子たちが、陰湿な嫌がらせをやりはじめる。解決策を模索する過程で、須藤は黒蜜先生のヤバい過去を知ることになる……。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

マッサージ

えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。 背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。 僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

処理中です...