となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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冬休み編!

おせちを食べましょ?

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のんびりとした?大晦日の夕方
持ってきたおせち達を机に並べていると
舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」 

「何だよ舞?」

「黒豆美味しそうね」

「ありがとう」

「私のお豆s「言わせねぇよ!?」」

「あら、私のお豆さんはあるのかしらって言おうとしたのだけど?」


「うぐっ」

「ナニを想像したのかしら?」

「秋兎君…気持ちは分かるぞ!」

「兄ちゃん…」

「ちくしょうめ!」

「さて、年越しそばでも作るか」

「何か手伝いましょうか?」

「いや、お蕎麦は問題ないよ秋兎。…そうだな、折角だし持ってきてくれたおせちをお皿に移してくれるかな?」


「え?お皿汚れちゃいますけど…」

「問題ないよ。せっかく作ってくれたんだすこし見映えがいい方がいいだろう…タッパーじゃ、ちょっと格好がつかないしね」


そう言って凛さんは笑っておそばを茹でに行った。

「さて、私も…」

「ん?どこか行くのか?」

「ちょっと除夜の鐘の中に入りに…」

「行かせねぇよ!?」

「冗談はさておき…」

「ん?」

「流石秋兎くん…おせち完璧だわ!」

「いや、完璧には程遠いよ。まだまだ精進だ!」

「変態道と同じね!」

「一緒にするな!…そして変態道って何だよ!?」

「私達はまだ登り始めたばかりよ…この変態道を!」

「漢坂かな!?…あと、それだと打ち切りになるわ!」

「にしても、栗きんとんまで手作りしてくるとは思ってなかったわ…」


「まぁ、剥いててさらに浸けてあるの潰してちょっと味を整えただけだけどな。」


実際、そんなに手間はかかってない


「ちなみに私も一品作ったのよ?」

「お、何を作ったんだ?」

「数の子よ!」

「おお、いいじゃないか!」

数の子美味しいけど高いんだよな…
そのせいで諦めてた…けど、やったぜ!


「数の子美味しいわよね」

「ポリポリとたくさん食べてしまうよな!」

「子孫繁栄って意味もあるしね!」

「あぁ、そう言えばそうだな?」

「って訳で私の部屋で子孫繁栄をs「舞お姉ちゃん…私を置いて行っちゃうの?」」


何かを舞が言いかけた瞬間
冬花が割って入り嘘泣きで舞に問いかけた


「い、いえ!置いていかないわよ冬花ちゃん!」

「相変わらず…チョロ」ボソッ

なぁ~んか聞こえた気がしたが気のせいだってことに
俺はした。
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