となりの席の変態さん

冬休み編！

年越しへ

のんびりとした冬休み
今日も今日とて暇なのだろう舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞？」

「明日の年越しなのだけど」

「うん？」

「朝から来る？それとも夕方くらいから？」

「そうだな…明日は大掃除してから行くから夕方かな？」

「分かったわ」

「大掃除って大変よね？」

「こまめに掃除してるつもりでも意外と出来てないところあるよな？」


「私達も明日は屋根裏を久しぶりに片付けるつもりよ！」

「あぁ…収納スペースって滅多にしないもんな？」

「懐かしいものが出てきて掃除進まなくなるのはあるあるよね？」


「あるあるだな！」

「何かアルバムとか見ちゃうのよね…」

「分かる」

「あと、昔買ったエッチな本とか！」

「それはぁ～…無くもない…かな？」

「特にマンガはダメね…何か読んでしまうわ」

「あぁ～…それは分かる」

「大掃除って集中力が切れるわよね…」

「あれだな…滅多に見ないものが出てくるからだろうな」

「それはそうね」

「まぁ、でもやると気持ちいいよな！」

「ヤると気持ちいいわよね！」

「…そうだね！」

何か意味合いが違う気がしたが俺はスルーした。

「明日、お蕎麦食べる？」

「いいのか？」

「もちろん。」

「なら、ご馳走になろうかな？」

「パパに言っておくわ！」

「俺も何か作って持っていくよ」

「あら、いいの？」

「大晦日気分を少し味わいたくてな」

「確かにお節とかの準備をすると何だか気分が上がるわよね！」


「そうだな！」

「じゃあ、明日は体も大掃除しておくわね！」

「ん～反応しにくい！」