となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
458 / 815
冬休み編!

しめ飾り

しおりを挟む
のんびりとした冬休み
今日も今日とて暇なのだろう舞は話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「しめ飾りって素敵よね?」

「ザ・お正月って感じがしていいよな!」

「それはもちろんなのだけど…」

「ん?」

「ぜひとも、あの縄で締めて欲しいわよね!」

「バチ当たりが!?」

「やっぱりダメかしら?」

「ダメだろうな!?」

「残念だわ…」

「お前の頭がか?」

「ひどいわ秋兎くん…」

「あ、ごめん」

流石に酷かったか…

「興奮して会いたくなったじゃない!」

「こんなことで興奮しないでくれ頼むから!?」

「それは無理な相談だわ!」

「その台詞ってカッコ悪く発言できるんだな!?」

「しめ縄程じゃないけど、玄関とかに小さいのまあまあの数飾るわよね?」


「玄関とかトイレとかに置いておくな?」

「一個ぐらい私が混じっててもバレ無いんじゃないかしら?」


「バレるわ!?」

「何事もやってみなきゃ分からないわよ?」

「いい事言ってるが内容が残念すぎるな!」

「いつものことでしょ?」

「良くご存じで!」

「今年はしめ縄作ってみようかしら?」

「作れるのか?」

「近所でしめ縄作りの体験を毎年この時期にやってるのよ」

「あぁ、そういえば公民館とかでやってるな?」

「そうそう。」

「小学生の低学年とかに行ったような気がする…」

かなりうろ覚えだが…

「秋兎くんも縛る技術を今のうちに学んでおくといいわよ?」


「まぁ、覚えておいて損は無いな」

「私を縛るために!」

「うん!察してはいた!」
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヲタクな妻は語りたい!!

犬派のノラ猫
ライト文芸
これはヲタクな妻と夫が交わす 普通の日常の物語である!

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

処理中です...