となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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クリスマスデート編

冬花は帰りたくないらしい。

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ドキドキとしたクリスマスデート当日
耳から心臓が出そう…何ならちょっと出たかも知れない
俺は神川喫茶店に来ていた
ちなみに冬花も一緒である。
何か彼女の父親と俺の妹が
クリスマスを一緒に過ごすらしい

「改めて考えると何かこう…あれだな!」

「だね!」

そんな会話をリビングでしていると
どこかから帰って来た凛さんが話し掛けてきた


「賑やかだな君たち」

「す、すみません」

「しかし秋兎よ」

「何ですか凛さん?」


「おじさんと女子高生が過ごすクリスマスって薄い本みたいだn「帰るぞ冬花。」」

俺は冬花の手を掴んだ

「冗談だからな!?」

「兄ちゃん…私…帰りたくない」

「!?」

「何で!?」

「だって…」

そう言って冬花は凛さんの方に近付き

「はやく…出してください」

「冬花さん!?」

「くくく…体は正直だな冬花ちゃん」

よし!殴ろう!
俺がそう決めた瞬間、凛さんは

「よく、料理があると気付いたね。すぐ持ってくるよ」

「わーい!」

「わーい!…じゃねぇよ!?紛らわしいな!?」

「賑やかだな思春期くん」

「誰が思春期くんですか!?」

「ししゅ…兄ちゃん、凛さんはクリスマス料理を作ってくれただけだよ?」


「言いかけたよな!?…そして良く分かったな冬花?」

「いや、昨日の夜に電話があったから」

「二人で夜に電話とかするの!?」


「変ですか凛さん?」

「皆目検討が着かないな」

二人で首をかしげないで!?
え?なに、俺がおかしいのかな!?

「ってか既に夜を共に過ごしてるしな」

「あれ?凛さん、それ内緒なんじゃ?」

「しまった!」

「詳しく聞かせろ!」

たぶん、花火大会の時だろ!?
何だ!内緒のことをしたのか!?
お兄ちゃん許さんぞ!?

「また…欲しいです」

「くくく…欲しがりさんめ」

「おいこら、おじさん!」


俺は股間を蹴りあげた
何か漫画でよく見るけどこれ…難しいな!?

「息子がぁ~!!?」

そんなに強く入らなかったが
それでも、痛かろう!

「将来の息子に俺の息子が虐められた!!」

「やかましいわ!」

「な、何てことするの兄ちゃん!?」

「マジで帰るぞ!冬花!」

「何で!?…お祭りの日にパフェ一緒に食べただけだよ?」

「……紛らわしいな!?」

「あ、秋兎…永遠ループしそうだからやめるよ…息子がもたん!…すまんが腰をトントンしてくれ」


「は、はい」

紛らわしかったとはいえ
俺も考えれば分かることだったなと反省し
腰を優しくトントンした


「トントンするとどうなるの?」

「お年玉が出るんだよ…冬花ちゃん」

「少し早いけど貰えるなら私もやります!」

そう言って冬花は凛さんの腰をトントンし始めた


「ち、違うけどお金あげたくなってきた!」

「何かやめてくださいね!?」

「賑やかね…貴方達…」

そう言ってようやく準備を終えたらしい
舞が降りてきた……すぅ

「似合ってるぞ舞」

「!?…あ、ありがとう」

「やるな秋兎!見直したぞ!」

「兄ちゃんえらい!」

何か感想を言ったら誉められた…大袈裟な

「それで、パパは何をしてるの?」

舞は深呼吸をしてから冷静に
状況を訪ねた


「パパ活だ!」

厳しいかかと落としが凛さんの腰をトントンした。


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