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二年目二学期編3
決死のクリスマスパーティー準備!
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のんびりとしてはいない!
何故なら…
「冬花!飾り終わったか!?」
「今、ツリーが終わった!」
「お星さま乗っけたか!?」
「大丈夫!動かしても大丈夫な位、先っぽからしっかり被せた!」
「何かその言い方良くない気がするからやめような!」
この子最近、無意識に変なこと言うから兄、心配!
「兄ちゃん!あとはどこ飾るの!?」
「ん~あれだ!飾りはそれでいいからお皿だしてくれ!」
「分かった!」
「割るなよ!?」
「私の命に代えても守ってみせる!」
「そこまでしなくていいよ!?」
【死因‥皿を守って】は嫌だ!
「兄ちゃんは間に合いそうなの!?」
「任せろ!温かいのを食べてもらうためにタイムコントロールをしているからな!」
「兄ちゃんって家政婦とかになった方が良いと思う!」
「嫌だよ!」
「なんで!?」
「誰にでもここまで気を遣ってたら体が崩壊するわ!」
「それは大変だね!?」
「特別サービスでやるくらいがちょうどいいんだよ!」
もってくれ…オラの身体!!
そんなことをしていると料理が出来上がったほぼ
ピッタリのタイミングでピンポンとチャイムが鳴り
「ふっ…冬花…お出迎えしてきてくれ…兄ちゃんは…すこ…し」
「兄ちゃん!?死ぬな!?」
「大袈裟だな…少し…休むだけさ…」
「それ、死ぬやつだよ!?」
「……」
「兄ちゃん?…兄ちゃぁぁぁん!!」
「何してるの?」
俺達が感動的な名シーン?を演じていると
冷めた眼でこちらを見ている舞と
「ふむ…次回作は俺も呼んでくれよ!」
何か楽しそうに笑う凛さんがリビングに立っていた
「「何でいるの!?」」
「呼ばれたからよ?」
「いや、どうやって入った!?」
「俺くらい、いい男になると向こうから勝手に開いてくれるのさ!」
「パパ、何だか分からないけど最低だわ」
「同意は得てるのに!?」
「まぁ、冗談はさておき…答えはこれよ?」
そう言って舞は鍵をジャラッと出し
「あ、合鍵だと!?」
あれ?俺渡したっけ!?
「合鍵何て簡単に作れるのよ?」
「子供とは違うな!」
「凛さんシャラップ!あと、作らないで!?」
よくドラマでみるやつ!?
「嘘よ…ポストに入ってたわよ?」
「…ポ、ポスト?」
「あ…私だ」
冬花だった
「冬花…危ないだろ?」
「うぐっ…私達が準備忙しくて開けられなかったらいけないと思って入れたの忘れてた」
なるほど…優しい理由だし怒りにくいな…
「入れたの忘れるくらい、夢中で動いてたなら仕方ないわね!」
「言い方が嫌だな!?」
「ま、まぁまぁ…ほら、兄ちゃん?お客様だから…ね?」
「お、おう…すまん冬花…俺としたことが熱くなった」
「秋兎くんの体が火照ったと聞いて!」
「元気になるな座れ!」
「床に!?」
「椅子にだよ!?」
「ふむ…では、お言葉に甘えて」
「あ、凛さんコート預かりますね?」
「お、ありがとう秋兎くん…優しく脱がしてくれ」
「自分で脱いでください」
「ぬ、脱いでくださいだなんて…なかなか積極的だな秋兎くん」
「どこまで脱ぐつもりですか!?コートまでですよ!?」
「この下、全裸かもしれんぞ?」
「確かにロングコートだから今は分かりませんが!?」
「り、凛さん…は、早く脱いで…私が行くの待っててくれませんか?」
冬花が何故か少し照れてそう言うと普通にコートを脱ぎ
自分でハンガーにかけて俺に渡して席に着いた
「うむ…萌えた!」
「ずるいわ…パパ!」
「すぅ~…舞」
「何よ秋兎くん?」
「俺のでお腹いっぱいにしてやるから席に着けよ」
俺がそう言うと舞は上着とスカートを…って!?
「脱ぎすぎだよ!?」
「着たままがよかった!?」
「違うよバカ!流れで分かれよ!?完全に座る流れだったよ!?」
「バカにされた!…デュヒュ」
俺の彼女が気色悪い声を出したあとに
上着を勢いよく脱いでこちらに渡して
席に着いた
「よし!食べ頃だな!」
「兄ちゃん、この時間も計算に入れてたの!?」
何故なら…
「冬花!飾り終わったか!?」
「今、ツリーが終わった!」
「お星さま乗っけたか!?」
「大丈夫!動かしても大丈夫な位、先っぽからしっかり被せた!」
「何かその言い方良くない気がするからやめような!」
この子最近、無意識に変なこと言うから兄、心配!
「兄ちゃん!あとはどこ飾るの!?」
「ん~あれだ!飾りはそれでいいからお皿だしてくれ!」
「分かった!」
「割るなよ!?」
「私の命に代えても守ってみせる!」
「そこまでしなくていいよ!?」
【死因‥皿を守って】は嫌だ!
「兄ちゃんは間に合いそうなの!?」
「任せろ!温かいのを食べてもらうためにタイムコントロールをしているからな!」
「兄ちゃんって家政婦とかになった方が良いと思う!」
「嫌だよ!」
「なんで!?」
「誰にでもここまで気を遣ってたら体が崩壊するわ!」
「それは大変だね!?」
「特別サービスでやるくらいがちょうどいいんだよ!」
もってくれ…オラの身体!!
そんなことをしていると料理が出来上がったほぼ
ピッタリのタイミングでピンポンとチャイムが鳴り
「ふっ…冬花…お出迎えしてきてくれ…兄ちゃんは…すこ…し」
「兄ちゃん!?死ぬな!?」
「大袈裟だな…少し…休むだけさ…」
「それ、死ぬやつだよ!?」
「……」
「兄ちゃん?…兄ちゃぁぁぁん!!」
「何してるの?」
俺達が感動的な名シーン?を演じていると
冷めた眼でこちらを見ている舞と
「ふむ…次回作は俺も呼んでくれよ!」
何か楽しそうに笑う凛さんがリビングに立っていた
「「何でいるの!?」」
「呼ばれたからよ?」
「いや、どうやって入った!?」
「俺くらい、いい男になると向こうから勝手に開いてくれるのさ!」
「パパ、何だか分からないけど最低だわ」
「同意は得てるのに!?」
「まぁ、冗談はさておき…答えはこれよ?」
そう言って舞は鍵をジャラッと出し
「あ、合鍵だと!?」
あれ?俺渡したっけ!?
「合鍵何て簡単に作れるのよ?」
「子供とは違うな!」
「凛さんシャラップ!あと、作らないで!?」
よくドラマでみるやつ!?
「嘘よ…ポストに入ってたわよ?」
「…ポ、ポスト?」
「あ…私だ」
冬花だった
「冬花…危ないだろ?」
「うぐっ…私達が準備忙しくて開けられなかったらいけないと思って入れたの忘れてた」
なるほど…優しい理由だし怒りにくいな…
「入れたの忘れるくらい、夢中で動いてたなら仕方ないわね!」
「言い方が嫌だな!?」
「ま、まぁまぁ…ほら、兄ちゃん?お客様だから…ね?」
「お、おう…すまん冬花…俺としたことが熱くなった」
「秋兎くんの体が火照ったと聞いて!」
「元気になるな座れ!」
「床に!?」
「椅子にだよ!?」
「ふむ…では、お言葉に甘えて」
「あ、凛さんコート預かりますね?」
「お、ありがとう秋兎くん…優しく脱がしてくれ」
「自分で脱いでください」
「ぬ、脱いでくださいだなんて…なかなか積極的だな秋兎くん」
「どこまで脱ぐつもりですか!?コートまでですよ!?」
「この下、全裸かもしれんぞ?」
「確かにロングコートだから今は分かりませんが!?」
「り、凛さん…は、早く脱いで…私が行くの待っててくれませんか?」
冬花が何故か少し照れてそう言うと普通にコートを脱ぎ
自分でハンガーにかけて俺に渡して席に着いた
「うむ…萌えた!」
「ずるいわ…パパ!」
「すぅ~…舞」
「何よ秋兎くん?」
「俺のでお腹いっぱいにしてやるから席に着けよ」
俺がそう言うと舞は上着とスカートを…って!?
「脱ぎすぎだよ!?」
「着たままがよかった!?」
「違うよバカ!流れで分かれよ!?完全に座る流れだったよ!?」
「バカにされた!…デュヒュ」
俺の彼女が気色悪い声を出したあとに
上着を勢いよく脱いでこちらに渡して
席に着いた
「よし!食べ頃だな!」
「兄ちゃん、この時間も計算に入れてたの!?」
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