となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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ドキドキ?!修学旅行!

思い出とかに浸かりながら

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修学旅行最終日、ホテルにさよならバイバイ
した俺達は戦争に関係する様々な
場所を回り複雑な気持ちになった俺達は
帰りのバスに揺られていた。
そんな俺に神川さんは話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「楽しかったわね」

「何やかんや在ったが…楽しかったな!」

「そうね、とてもいい思い出になったわ」

「だな!」

「私もまだまだ成長しなきゃって気付けたしね!」

「お、いいことだな!」

「えぇ…今のままの自分で満足してたけど、それじゃダメだって気付けたわ!」 


「素晴らしいことだな!」

「だから、明日からの私をちゃんと見ていてね?」

「かっこいいな!」

「主に胸部あたりを!」

「……心の成長をって意味か?」

「いえ、普通におっぱいよ!」

「ごめんね、深読みして!?」

「細かいことが気になる…あなたの悪い癖」

「俺は杉下右京だったのか!?…あと、今の流れは右京さんも『はぃ~?』って言うと思うぞ!?」


「いやでも、思い出してよ秋兎くん!」

「何をだよ!?」

「沖縄の人達を!」

「いい人多かったな!」

あと、明るい人!

「それはもちろんなのだけど…」

「ん?」

「おっぱい大きい人多かったわ!(個人的な感想)」

「そこばっかり見るなよ!?」

「素敵なものに目が行くのは仕方ないでしょ!?」

「仕方ないかも知れないがそうゆうのは心に秘めておけ!」

「これだから日本男児は…何も言わなきゃ気持ちは伝わらないのよ?相手が分かってるだろじゃダメなのよ?」


「そこだけ聞くと為になるよ!…おっ…胸の話題から出てなければ!」


「何を恥ずかしがってるのよ…あなた中学生なの?」

「いや、男子との話題ならいいが女子には言いづらいだろ!?」


「情けないわね…私別にパパにチンチンとか言うわよ?」

「それは特殊なだけだと思うぞ!?」

あと、凛さんは注意しようよ!?

「冬花ちゃんだって秋兎くんの知らないところで、チンチンとかおっぱいとか言ってるわよ!」


「言う訳ないだろ!俺の家族がそんなこと!」

「え、竈門さん?」

「え、名字呼びなの!?」

「いや、名前が思い出せなくて…」

「逆に珍しいな!?」

「まぁ、良いわ…帰ったら冬花ちゃんに聞いてみましょ」

「やめい!?冬花にセクハラはさせんぞ!」

「既に手遅れよ!」

「なぬ!?」

「既に冬花ちゃんの身体のほぼ隅々まで知ってるわ!」

「彼氏より先に妹に手を出すなよ!?」

「彼女より先に友達に手を出したじゃない?」

「うぐっ!」

て、手は出してないわ!
引き吊り込まれただけで!


「さてさて…帰ったら夜道に気を付けることね」

「お、俺に何するつもりだ!?」

「ナニするつもりよ!」

「夜道で!?」

「いきなりお姫様抱っこしてホテルに連行するわ!」

「お前の腕力じゃ厳しいと思うぞ!?」

「リアルな意見ね!…なら、路地裏に引き込むわ!」

「は、初めてはちゃんとした所がいいな」

「生娘なの貴方?」

「生男ではある」

「生男って何かエロいわね!」

「ちょっと思ったけどスルーしてくれよ!?」

「でも、童貞のがそそるわ!」

「お前の趣味は知らん!」

これは、帰ってからもまた一悶着ありそうだなと
思いながら思い出と変態に浸かりすぎて
疲れた俺は乗り継いだ飛行機の中で
ガタガタ震え始めた舞の手を握り
アイマスクを着けて眠りに付いた
…何か手つきがいやらしかったが無視した。
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