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二年目二学期編2
班を決めよう!
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のんびりとした休み時間…ではない。
修学旅行の班決めをしている!
学年合同なので神埼を誘ってみた!
さてさてあと一人…男二人だし女子がいいかな?
と、回りを見ていると
今日も今日とてとなりの席の
神川さんは話し掛けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「あそこに班に入れてない子がいるわ!」
「ん?…あぁ斉藤さんか!」
一瞬誰だったか考えてしまった…ごめん斉藤さん…
一回か二回は話したことあるんだけどな…
「見過ごせないわ…あの子を迎え入れましょう!」
「おう、俺はいいぞ?」
「ボクもOKだよ」
「なら、誘ってくるわね!」
そう言って舞は斉藤さんを誘いに行った
「なぁ、神埼」
「何かなアキ君?」
「斉藤さんと話したことある?」
「同じクラスだし何度かね。でも、授業関係以外だと知ってることと言えば…」
「言えば?」
「身長154cm、図書委員で趣味は読書とメガネ集め…得意科目は国語。くらいしか分からないかな?」
「お前、怖いぞ?」
「勘違いしないでね?これはメイドさん達が勝手に調べた情報を覚えてただけだから。」
「何故調べてるメイドさん達!?」
「…こと有るごとに回りの人を調べるんだ…もちろん、学校や交友関係に関係有ることだけ!」
「過保護すぎないか?」
「ボクもそう思う…まぁでも昔、交友関係でちょっと色々あったからね…」
「…まぁ神埼食品ともなれば色々あるよな?」
「あ、ちなみに彼女…君の…あ、これは言っちゃダメだった…忘れて?」
「いやいや、誤魔化すの下手だな!?忘れられるか!」
「わ、忘れろビーム!」
「可愛さに免じて聞き逃してやろう。」
こいつ、あざといな…これで中身がいいやつだから
そりゃ人気有るわな…
「ってか今更だが俺らの班で良かったのか?」
「もちろん!せっかくお父様が時間を作ってくれたんだし、最高に楽しむなら君と居たいじゃん?」
「何、俺告白された?」
「ち、ちがうよ?…何?ドキッとしたのかな?」
「そうだな。」
「そ、そう」
「「……」」
な、何か気まずい
「浮気センサーがビンッ!ビンッ!反応したわ」
俺の後ろからいつの間にか居た舞が生えてきた
「失礼な、私は生えて無いわよ?」
「何がとは聞かないでおくよ。」
「ナニなのに?」
「…ナニだからだな。」
「安心して?生えたら秋兎くん家に行くから?」
「それで何を安心しろと!?」
「神川さん、それで斉藤さんは?」
「ふふふ…OKを貰ったわ!」
舞が手招きをすると…すると…ん?
「こ、こっち…です。」
声が聞こえた瞬間、いつの間にか舞の後ろに立っていた
目は離してなかったはず…ま、瞬きしたくらいだぞ
「斉藤 読子です…よろしくお願いします。」
「あ、あぁ…よろしく斉藤さん」
大きなメガネを掛けたいかにも文系!って感じの
「ふむふむ…ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「私としたことが…こんな子を見逃していたとは…」
「?」
「分からないならいいわ。」
何だかよく分からんが…まぁいっか!
「取り合えず、班のメンバーが決まったし次の時間で行く場所とか決めるか?」
「そうね意外と時間無いしね」
「そ、そうですね」
「だね」
こうして俺達は修学旅行に向けて準備を開始するのだった
修学旅行の班決めをしている!
学年合同なので神埼を誘ってみた!
さてさてあと一人…男二人だし女子がいいかな?
と、回りを見ていると
今日も今日とてとなりの席の
神川さんは話し掛けてきた。
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「あそこに班に入れてない子がいるわ!」
「ん?…あぁ斉藤さんか!」
一瞬誰だったか考えてしまった…ごめん斉藤さん…
一回か二回は話したことあるんだけどな…
「見過ごせないわ…あの子を迎え入れましょう!」
「おう、俺はいいぞ?」
「ボクもOKだよ」
「なら、誘ってくるわね!」
そう言って舞は斉藤さんを誘いに行った
「なぁ、神埼」
「何かなアキ君?」
「斉藤さんと話したことある?」
「同じクラスだし何度かね。でも、授業関係以外だと知ってることと言えば…」
「言えば?」
「身長154cm、図書委員で趣味は読書とメガネ集め…得意科目は国語。くらいしか分からないかな?」
「お前、怖いぞ?」
「勘違いしないでね?これはメイドさん達が勝手に調べた情報を覚えてただけだから。」
「何故調べてるメイドさん達!?」
「…こと有るごとに回りの人を調べるんだ…もちろん、学校や交友関係に関係有ることだけ!」
「過保護すぎないか?」
「ボクもそう思う…まぁでも昔、交友関係でちょっと色々あったからね…」
「…まぁ神埼食品ともなれば色々あるよな?」
「あ、ちなみに彼女…君の…あ、これは言っちゃダメだった…忘れて?」
「いやいや、誤魔化すの下手だな!?忘れられるか!」
「わ、忘れろビーム!」
「可愛さに免じて聞き逃してやろう。」
こいつ、あざといな…これで中身がいいやつだから
そりゃ人気有るわな…
「ってか今更だが俺らの班で良かったのか?」
「もちろん!せっかくお父様が時間を作ってくれたんだし、最高に楽しむなら君と居たいじゃん?」
「何、俺告白された?」
「ち、ちがうよ?…何?ドキッとしたのかな?」
「そうだな。」
「そ、そう」
「「……」」
な、何か気まずい
「浮気センサーがビンッ!ビンッ!反応したわ」
俺の後ろからいつの間にか居た舞が生えてきた
「失礼な、私は生えて無いわよ?」
「何がとは聞かないでおくよ。」
「ナニなのに?」
「…ナニだからだな。」
「安心して?生えたら秋兎くん家に行くから?」
「それで何を安心しろと!?」
「神川さん、それで斉藤さんは?」
「ふふふ…OKを貰ったわ!」
舞が手招きをすると…すると…ん?
「こ、こっち…です。」
声が聞こえた瞬間、いつの間にか舞の後ろに立っていた
目は離してなかったはず…ま、瞬きしたくらいだぞ
「斉藤 読子です…よろしくお願いします。」
「あ、あぁ…よろしく斉藤さん」
大きなメガネを掛けたいかにも文系!って感じの
「ふむふむ…ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「私としたことが…こんな子を見逃していたとは…」
「?」
「分からないならいいわ。」
何だかよく分からんが…まぁいっか!
「取り合えず、班のメンバーが決まったし次の時間で行く場所とか決めるか?」
「そうね意外と時間無いしね」
「そ、そうですね」
「だね」
こうして俺達は修学旅行に向けて準備を開始するのだった
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