となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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二年目二学期編2

温泉

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のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
神川さんは話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「温泉って素敵よね?」

「疲れた時とか最高だよな!」

「それはもちろんなのだけど…」

「ん?」

「壁一枚隔てて、年頃の男女が全裸で濡れてる状態なんて…素敵よね?」


「アニメの見すぎだ!」

「な、なんでよ?」

「いや、時間ずらすだろ?」

「……オーマイガー」

何か放心状態で空を見上げてしまった

「帰ってこい舞。」

「あ…あらやだ…私の内成る金髪巨乳美少女が出てしまったわ」


「内成る金髪巨乳美少女!?」

「ハーバード大学を飛び級で卒業した実年齢16歳の美少女(設定)よ!」


「お前…そんなイマジナリーなことしてたのか?」

「な、何よ…変身願望みたいなもんよ?」

「…俺と付き合ってるお前じゃ満足できないのか?」

「秋兎くん…あまりエロい言葉を使わないで…ムラッとするわよ?」


「若干、愛染隊長みたいなこと言うな!」

「よく分かったわね…しかしね秋兎くん」

「どうした舞?」

「時間が違うことで産まれるエッッ!があるのよ?」

「…例えば?」

「男子が先に入ったら~…」

「ほうほう」

「『あ、あれ?◯◯君が…少し色っぽく見える』みたいな?」


「まぁ…風呂上がりなんか普通は見ないもんな?」

「で、女子が先なら…」

「ほうほう」

「『…女子エロ』ってなるわ」

「男子に知性を感じないんだが!?」

「恥性は感じるでしょ?」

「字が違う!」

「でも、正直なところ?」

「な、なるかもな」

「正直でよろしい。」

「珍しい…怒らないんだな?」

「私のお風呂上がり姿で上書きするから問題ないわ」

「お、おう?」

「誰が一番か…よく分からせてあげる🖤」

「はは…ちょっと楽しみにしてる」
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