となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
403 / 815
二年目二学期編2

温泉

しおりを挟む
のんびりとした休み時間
今日も今日とてとなりの席の
神川さんは話し掛けてきた。


「ねぇ秋兎くん」

「何だよ舞?」

「温泉って素敵よね?」

「疲れた時とか最高だよな!」

「それはもちろんなのだけど…」

「ん?」

「壁一枚隔てて、年頃の男女が全裸で濡れてる状態なんて…素敵よね?」


「アニメの見すぎだ!」

「な、なんでよ?」

「いや、時間ずらすだろ?」

「……オーマイガー」

何か放心状態で空を見上げてしまった

「帰ってこい舞。」

「あ…あらやだ…私の内成る金髪巨乳美少女が出てしまったわ」


「内成る金髪巨乳美少女!?」

「ハーバード大学を飛び級で卒業した実年齢16歳の美少女(設定)よ!」


「お前…そんなイマジナリーなことしてたのか?」

「な、何よ…変身願望みたいなもんよ?」

「…俺と付き合ってるお前じゃ満足できないのか?」

「秋兎くん…あまりエロい言葉を使わないで…ムラッとするわよ?」


「若干、愛染隊長みたいなこと言うな!」

「よく分かったわね…しかしね秋兎くん」

「どうした舞?」

「時間が違うことで産まれるエッッ!があるのよ?」

「…例えば?」

「男子が先に入ったら~…」

「ほうほう」

「『あ、あれ?◯◯君が…少し色っぽく見える』みたいな?」


「まぁ…風呂上がりなんか普通は見ないもんな?」

「で、女子が先なら…」

「ほうほう」

「『…女子エロ』ってなるわ」

「男子に知性を感じないんだが!?」

「恥性は感じるでしょ?」

「字が違う!」

「でも、正直なところ?」

「な、なるかもな」

「正直でよろしい。」

「珍しい…怒らないんだな?」

「私のお風呂上がり姿で上書きするから問題ないわ」

「お、おう?」

「誰が一番か…よく分からせてあげる🖤」

「はは…ちょっと楽しみにしてる」
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~

八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」  ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。  蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。  これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。  一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。

処理中です...