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となりは君に居て欲しい
となりは君に居て欲しい8
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そう、舞が産まれたのだ。
しばらく入院してから俺達は実家に帰宅した。
「これは将来、美女になるぞ!」
初めて抱き抱えた時、俺は確信した
何せ、ほぼ母さんなのだから!
「女の子は父親に似るってのは嘘なのかしら?」
「…確かに俺らしきパーツがない!」
「私、もしかしたら単位生殖したかも知れないわ」
「君はアメーバだったのか…それはそれで興奮する!」
「…そうゆう所だけ受け継いだりしてないわよね?」
「ははは…まさかまさか…」
きっと、お淑やかな才女のはずだ!
「まぁ、教育次第よね?」
「それは、そうだな!」
「何か習わせようかしら?」
「気が早すぎるぞ!?」
「それもそうね」
姫はクスクス笑い少しグズリ始めた
舞にミルクをあげ始めた。
「ふむ…俺のおっぱいはもう奪われてしまったか」
「貴様のではない。私のだ!」
「た、たしかに…」
「……ってかあまり見ないでくれるかしら?恥ずかしいわ」
「何だよ、もう中まで知り尽くした仲じゃないか?」
「舞がいなかったら、しばき回してたわ。」
「こわっ!?」
「それよりパパりん」
「……今、何と?」
「パパりんよ?可愛くない?」
「……ママ姫?」
「…なるほど、恥ずかしいわね…パパりん」
「やめないんだなママ姫?」
「……やめた方が負けでどうパパりん?」
「…何くれるんだいママ姫?」
「人生を掛けましょう!」
「既に渡してるんだが!?そしてもらってるんだが!?」
「それもそうね…なら、何でも一つ言うことを聞くとか?」
「ん?今、何でもって言ったよね?」
「言ったわよ?」
「吐いたツバは飲み込めないからな?」
「あら怖い…いったい何を命令されるのかしら?」
「どエロいことだ!」
「…あなたの存在は教育に悪いかもしれないわ」
「ひどいな!?」
「キッチンに隠してるエッチな本、今度ゴミに出すからね?」
「バレてたのか!?」
「…本当にあったのね」
「引っ掛けられた!?」
「あと、トイレのも捨てるから」
「残念、トイレにはありません!」
「嘘ね、この前見つけたもの」
「まじで!?」
「本当にパパりんのじゃないのね…じゃあ誰の?」
「……まさか」
俺とママ姫はため息を着き
「親父か?「お義父様?」」
ただいま体調を崩し入院中の
親父を頭に思い浮かべていた。
「お袋…では無いと思うんだが…」
「でしょうね、お義母様はお義父様の病院近くの実家暮らしですものね?」
「…喫茶店もそろそろ開けなきゃな」
コーヒーの入れ方から閉店準備まで
すべてをここ数年で叩き込まれておいてよかった
何事も早いってことは無いんだな。
「そうね…でも私は手伝えそうに無いわ…ごめんなさい」
「大丈夫だ!仕事終わりにミルクくれれば元気になる!」
「お腹壊すらしいわよ、大人が飲むと」
「まじで?」
「まじで。」
「…それくらいの価値はあるのでは?」
「しるか変態」
「お、おう…」
「まぁ、そんな冗談が言える元気があるなら、お店もやっていけるんじゃない?」
「そうだな…よし!まずは掃除からだ!」
こうして俺達家族の日常は本当の意味で
始まった。
しばらく入院してから俺達は実家に帰宅した。
「これは将来、美女になるぞ!」
初めて抱き抱えた時、俺は確信した
何せ、ほぼ母さんなのだから!
「女の子は父親に似るってのは嘘なのかしら?」
「…確かに俺らしきパーツがない!」
「私、もしかしたら単位生殖したかも知れないわ」
「君はアメーバだったのか…それはそれで興奮する!」
「…そうゆう所だけ受け継いだりしてないわよね?」
「ははは…まさかまさか…」
きっと、お淑やかな才女のはずだ!
「まぁ、教育次第よね?」
「それは、そうだな!」
「何か習わせようかしら?」
「気が早すぎるぞ!?」
「それもそうね」
姫はクスクス笑い少しグズリ始めた
舞にミルクをあげ始めた。
「ふむ…俺のおっぱいはもう奪われてしまったか」
「貴様のではない。私のだ!」
「た、たしかに…」
「……ってかあまり見ないでくれるかしら?恥ずかしいわ」
「何だよ、もう中まで知り尽くした仲じゃないか?」
「舞がいなかったら、しばき回してたわ。」
「こわっ!?」
「それよりパパりん」
「……今、何と?」
「パパりんよ?可愛くない?」
「……ママ姫?」
「…なるほど、恥ずかしいわね…パパりん」
「やめないんだなママ姫?」
「……やめた方が負けでどうパパりん?」
「…何くれるんだいママ姫?」
「人生を掛けましょう!」
「既に渡してるんだが!?そしてもらってるんだが!?」
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「ん?今、何でもって言ったよね?」
「言ったわよ?」
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「あら怖い…いったい何を命令されるのかしら?」
「どエロいことだ!」
「…あなたの存在は教育に悪いかもしれないわ」
「ひどいな!?」
「キッチンに隠してるエッチな本、今度ゴミに出すからね?」
「バレてたのか!?」
「…本当にあったのね」
「引っ掛けられた!?」
「あと、トイレのも捨てるから」
「残念、トイレにはありません!」
「嘘ね、この前見つけたもの」
「まじで!?」
「本当にパパりんのじゃないのね…じゃあ誰の?」
「……まさか」
俺とママ姫はため息を着き
「親父か?「お義父様?」」
ただいま体調を崩し入院中の
親父を頭に思い浮かべていた。
「お袋…では無いと思うんだが…」
「でしょうね、お義母様はお義父様の病院近くの実家暮らしですものね?」
「…喫茶店もそろそろ開けなきゃな」
コーヒーの入れ方から閉店準備まで
すべてをここ数年で叩き込まれておいてよかった
何事も早いってことは無いんだな。
「そうね…でも私は手伝えそうに無いわ…ごめんなさい」
「大丈夫だ!仕事終わりにミルクくれれば元気になる!」
「お腹壊すらしいわよ、大人が飲むと」
「まじで?」
「まじで。」
「…それくらいの価値はあるのでは?」
「しるか変態」
「お、おう…」
「まぁ、そんな冗談が言える元気があるなら、お店もやっていけるんじゃない?」
「そうだな…よし!まずは掃除からだ!」
こうして俺達家族の日常は本当の意味で
始まった。
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