となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
363 / 815
二年目二学期編

AKI's KITCHEN!

しおりを挟む
のんびりとした休日
フルコースを食べ終わった俺達は
コーヒーを頂いていた。
さて…次は俺の番だなと立ち上がった俺に
神川さんは話し掛けてきた



「どうしたの秋兎くん?」

「いや、次は俺の番だなと」

「え?え?」

「凛さん、キッチン借りてもいいですか?」

「それは構わんが…いいのかい?」

「もちろん、と言うか最初からそのつもりでしたし」

「私、知らなかった」

「すまん冬花…戦力外通告だ」

「うぐっ…致し方なし!」

分かってもらえて良かった…さて

俺は持ってきていたエプロンに着替え
保冷剤と一緒にリュックに積めていた材料を取り出し


「何か使いたかったら使っていいからね?」

「ありがとうございます!」

一応、家から持って来てるから大丈夫だとは
思うが、ありがたい。

俺は処理をすませた鶏肉と玉葱を取り出し
フライパンで炒め、軽く焦げ目がついた所に
作ってペットボトルに入れていた割下を入れ煮込んで
火が通ったのを確認して解いた卵を二回に分けて
流し込み…ご飯をよそい…


「親子丼完成!…どうぞ。」

出来上がった親子丼を二人の前に運び

「スープ作ってくるの忘れてました…すみません」

「いやいや、充分だよ!…いただきます。」

「いただきます!」

「「うまい!うまい!うまい!」」


煉獄さんかな?

「いや、美味しいよ秋兎くん!」

「それは良かったです。」

「私の嫁が女子力高すぎるわ!」

「誰が嫁じゃい!」

「秋兎くんは親子丼が上手なのね!」

「て、照れるな」

「このままじゃ、パパも食べられちゃうわね🖤」

「いやぁん🖤」

「オエッ…」

冬花が口を押さえた…ごめんな冬花。

「兄妹丼って無いのかしら?」

「他人丼は聞いたことあるな。」

「兄妹丼…親子丼よりエロいわね!」

「確かにな!」

ダメだこの親子…早くなんとかしないと…

「お兄ちゃん…」

「どうした冬花?」

「私はお兄ちゃんのこと好きだけどそんな目で見てないからね?」


「安心しろ冬花…お前のことは愛しているが、風呂上がりに全裸でも問題ない。」


「それはそれで傷付く!」

女心は難しいなと思う何であった



しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~

八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」  ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。  蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。  これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。  一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。

処理中です...