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二年目二学期編
神川喫茶店のフルコース
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のんびりとした休日
自称海原氏のフルコースを待っていると
料理を運んできた舞は話し掛けてきた
「お待たせいたしました」
「お、おう」
何だ…何かちょっと寂しい
「塩キャベツです。」
「庶民的!」
いや、嬉しいし確かに前菜だな!
けど、何かびっくりしてしまった!
「ん~…こうゆうのでいいんだよ…キャベツしゃきしゃき…うほぉ~…塩こぶと胡麻油がたまらんなぁ~…」
何か冬花が孤独のグルメしてる
俺いるのに
「うん、おいしいよ」
「恐れ入ります。こちら塩こぶの黒くて短い感じがエッチポイントになります。」
「いらんこと言わんでよろしい!」
何だよエッチポイントって!
「それでは少しめんど…失礼、お待たせするのも心苦しいのでデザート以外次々もって参りますね?」
「今、めんどくさいと「言っておりません」」
そう言ってお辞儀をした舞は
キッチンに消えていった
「美味しいね兄ちゃん」
「美味しいし何かお腹減ったな!」
「確かに!」
俺達がワクワクしていると舞が戻ってきて
「お待たせいたしました、こちら豚野郎のしょうが焼きです。ごはんも付いております。」
「豚野郎?」
「はい、体を叩いて痛め付け、数時間前からじっくり味を染み込ませて最後に火炙りにした自信作とのことです。」
「言い方がいやだな!?」
「でも、美味しそうだよ兄ちゃん!」
「確かに、めちゃくちゃいい匂いするな!」
名前で少し引いたが体は正直なので
食べることにした
「「いただきます!」」
うわ!うまっ!?豚肉柔らかいし醤油とかより
ショウガの風味が効いててうまい!
「うん…うまい…これこれ…こうゆうのでいいんだ…昔、デパートに連れていってもらった時に食べた味に似ている…変に洒落てないのもいい…」
「冬花、記憶を捏造するな!?」
デパートに飯食いに連れて行ってもらったこと
無いだろ俺達!?
「お次はマグロの漬けよ!ご希望ならご飯のおかわり持って来ましょうか?」
お、少し口調が砕けた。
やっぱりこっちのがいいな。
「じゃあ、お願いしようかな?」
「私も食べる!」
「はいはい、ちょっと待ってね?」
勢いよく手を上げた冬花を見て優しく笑った
舞はお代わりをよそいに行ってくれた
「何かお母さんみたいだね?」
「そうだな。」
そんなことを考えているとご飯を持ってきてくれた
舞は話し掛けてきた
「このマグロは醤油、みりん、酒を沸騰させ冷したものとニンニク、しょうがに一晩漬け込んだものよ!おいしいわ!」
「おお、確かにうまそうだ!」
「黙ってすべてを受け入れてくれるお手本のようなマグロだったわ!」
「間違ってないしその通り何だろうけど何か嫌だな!?」
でも、味はうまいな…ご飯が進む進む
「うん…良く味が染みてるが、マグロの旨味を消している訳じゃない…お、おぉ~…ニンニクのパンチが来るなぁ~…俺は今はさながら、白飯を口に放り込むだけの人形だ」
「お前の孤独のグルメで有りそうシリーズちょっと好きになってきたよ。」
「ありがとう。でも、本当に美味しいね!」
「だな!」
「喜んでいただけて何よりだよ」
と、今回のシェフ…凛さんが来てくれた
「凛さん、とても美味しいです!」
「です!」
「ははは、そりゃ良かった。俺も楽しかったよ」
すごく楽しそうに笑う凛さんを見て幸せな気持ちに
なっていると
「デザート食べるかい?」
「「もちろん!」」
10代の胃袋を舐めてもらっては困りますよ凛さん!
「ふふ、ではどうぞ」
そう言って既に持ってきていたデザートを
机に…置いた…ん?
「プリンですか?」
お椀型のプリン何て珍しいな…あとてっぺんに
アポロチョコが埋め込ん…で…おや?
「生クリーム…かけていいわよ?」
と、舞は何故か照れた顔で生クリームの絞り袋を
渡してきた。
「いっぱい…出してね?」
「兄ちゃん、どうしたの?」
「どおおおおーもしないよ?」
俺は若干の恥ずかしさのなかプリンにぶっかけた。
「うふ、大胆…いっぱい出たね🖤」
「やかましいわ!」
俺は顔を背けてプリンを食べた
味はすごく美味しかった。
自称海原氏のフルコースを待っていると
料理を運んできた舞は話し掛けてきた
「お待たせいたしました」
「お、おう」
何だ…何かちょっと寂しい
「塩キャベツです。」
「庶民的!」
いや、嬉しいし確かに前菜だな!
けど、何かびっくりしてしまった!
「ん~…こうゆうのでいいんだよ…キャベツしゃきしゃき…うほぉ~…塩こぶと胡麻油がたまらんなぁ~…」
何か冬花が孤独のグルメしてる
俺いるのに
「うん、おいしいよ」
「恐れ入ります。こちら塩こぶの黒くて短い感じがエッチポイントになります。」
「いらんこと言わんでよろしい!」
何だよエッチポイントって!
「それでは少しめんど…失礼、お待たせするのも心苦しいのでデザート以外次々もって参りますね?」
「今、めんどくさいと「言っておりません」」
そう言ってお辞儀をした舞は
キッチンに消えていった
「美味しいね兄ちゃん」
「美味しいし何かお腹減ったな!」
「確かに!」
俺達がワクワクしていると舞が戻ってきて
「お待たせいたしました、こちら豚野郎のしょうが焼きです。ごはんも付いております。」
「豚野郎?」
「はい、体を叩いて痛め付け、数時間前からじっくり味を染み込ませて最後に火炙りにした自信作とのことです。」
「言い方がいやだな!?」
「でも、美味しそうだよ兄ちゃん!」
「確かに、めちゃくちゃいい匂いするな!」
名前で少し引いたが体は正直なので
食べることにした
「「いただきます!」」
うわ!うまっ!?豚肉柔らかいし醤油とかより
ショウガの風味が効いててうまい!
「うん…うまい…これこれ…こうゆうのでいいんだ…昔、デパートに連れていってもらった時に食べた味に似ている…変に洒落てないのもいい…」
「冬花、記憶を捏造するな!?」
デパートに飯食いに連れて行ってもらったこと
無いだろ俺達!?
「お次はマグロの漬けよ!ご希望ならご飯のおかわり持って来ましょうか?」
お、少し口調が砕けた。
やっぱりこっちのがいいな。
「じゃあ、お願いしようかな?」
「私も食べる!」
「はいはい、ちょっと待ってね?」
勢いよく手を上げた冬花を見て優しく笑った
舞はお代わりをよそいに行ってくれた
「何かお母さんみたいだね?」
「そうだな。」
そんなことを考えているとご飯を持ってきてくれた
舞は話し掛けてきた
「このマグロは醤油、みりん、酒を沸騰させ冷したものとニンニク、しょうがに一晩漬け込んだものよ!おいしいわ!」
「おお、確かにうまそうだ!」
「黙ってすべてを受け入れてくれるお手本のようなマグロだったわ!」
「間違ってないしその通り何だろうけど何か嫌だな!?」
でも、味はうまいな…ご飯が進む進む
「うん…良く味が染みてるが、マグロの旨味を消している訳じゃない…お、おぉ~…ニンニクのパンチが来るなぁ~…俺は今はさながら、白飯を口に放り込むだけの人形だ」
「お前の孤独のグルメで有りそうシリーズちょっと好きになってきたよ。」
「ありがとう。でも、本当に美味しいね!」
「だな!」
「喜んでいただけて何よりだよ」
と、今回のシェフ…凛さんが来てくれた
「凛さん、とても美味しいです!」
「です!」
「ははは、そりゃ良かった。俺も楽しかったよ」
すごく楽しそうに笑う凛さんを見て幸せな気持ちに
なっていると
「デザート食べるかい?」
「「もちろん!」」
10代の胃袋を舐めてもらっては困りますよ凛さん!
「ふふ、ではどうぞ」
そう言って既に持ってきていたデザートを
机に…置いた…ん?
「プリンですか?」
お椀型のプリン何て珍しいな…あとてっぺんに
アポロチョコが埋め込ん…で…おや?
「生クリーム…かけていいわよ?」
と、舞は何故か照れた顔で生クリームの絞り袋を
渡してきた。
「いっぱい…出してね?」
「兄ちゃん、どうしたの?」
「どおおおおーもしないよ?」
俺は若干の恥ずかしさのなかプリンにぶっかけた。
「うふ、大胆…いっぱい出たね🖤」
「やかましいわ!」
俺は顔を背けてプリンを食べた
味はすごく美味しかった。
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