となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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二年目二学期編

変な擦れ違い

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のんびりとした休日
こんにちは神川 舞よ!
今日は明日に向けて準備をするために冬花ちゃんを
呼び出して今私の部屋に来てもらってるわ!
すこしソワソワしている冬花ちゃんに私は話しかけた


「ねぇ冬花ちゃん」

「何ですか舞さん?」

「ケーキって素敵よね?」

「特別な感じしますよね!」

「それはもちろんなのだけど…」

「?」

「顔に付いた白いヤツを拭いてあげるのって素敵じゃない?」


「憧れますよね!」

「そうね…せっかくなら一回はぶっかけられたいわよね?」

「何でですかもったいない!」

「…確かにまずは口にしないとね?」

「そうです!ちゃんと味わってください!」

「…冬花ちゃん以外とマニアックね?」

「え?普通じゃないですか?」

「ん~…やっぱり苦手な人もいるんじゃないかしら?」

「そうなんですかね…」

「あら、経験がありそうな物言いね?」

「ありますよ?」

「え?」

「この前もお兄ちゃんがくれました!」

「なん…ですって?」

私というものがありながらひどいわ…

「舞さんも前食べたじゃないですか?」

「た、食べてないわよ!?」

私の口はまだキスしか知らないわよ!?

「いやいや、前食べましたって一緒に」

「3P!?え、私もしかして記憶消されてる!?」

そんな美味しい思い出消えるはずがないわ!

「3Pって…な、何を考えてるんですか!?」

「ナニを考えてるのよ?」

「…あぁ…あぁ!!」

何か冬花ちゃんが納得した顔と共に顔を赤くした

「すごく、すれ違ってました…忘れてください」

「いやでも「忘れてください!」」

私の話にかわいく頬っぺたを膨らませながら割り込んできた
冬花ちゃんを見て…二人っきりだし自室だし
もう既成事実作ってもゴールしてもいいよね?
と思いながらも秋兎くんへの思いで何とか抑え

「…それよりどうするんですか?」

冬花ちゃんは落ち着いたようで深呼吸をしたあとに
こちらを真面目な顔でみてきた…そうね

「そうね…そろそろ動きましょう…」

私はカーテンを一度閉めて開けるなぞの演出をした後
カッコ良く振り向き

「明日に迫った秋兎くん誕生日おめでとうATO作戦について話しましょう!」


私は部屋の外で待機していた
パパを呼び込み作戦会議を開始した。
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