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二年目二学期編
意外なテクニシャン?
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のんびりとした体育祭終わり
神川喫茶店で打ち上げをしようと誘われ
お言葉に甘えて俺と冬花はお邪魔した。
凛さんの気合いの入った料理を食べ終え
デザートのフルーツを食べていると
神川さんは話し掛けてきた
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「さくらんぼの柄、舌で結べる?」
「……キスが上手いとかってやつか?」
「あら、知ってた?」
「まぁな…」
やったことあるしな…とは言わない
「俺もやったことあるが…出来たこと無いな…」
凛さんは腕を組んで首をかしげ
口にさくらんぼの柄を入れた
それを見て冬花と舞も口に含んだ
俺も遅れてやってみた
「………」
「………」
「「「「……………」」」」
何かこれだけ人がいるのに全員黙って
さくらんぼの柄を結んでるのシュールだな…
「んっ…ん♥️」
舞はワザと俺の耳元に近付いて変な声出すな!
あと、足を撫でるな!
「ダメだ…やっぱり出来ん!」
「残念ねパパ?」
「いいんだ、俺はキス以外のテクニックに全振りだから…」
「あらそう…秋兎くんは出来た?」
「ん~…ちょっと待ってな…ん~…」
何かもうちょっとまでは行くんだよな…
輪っかは作れるんだ…ただ最後がモゴゴゴゴ!
「ちくしょう!」
「あら、だらしないわね…んっ…」
舞は何故か俺の目の前で舌をだし見せてくる
貴様、父親&彼氏の妹が見ているんだぞ?
自重しろ!俺の息子は自重してるぞ!
「ふごひ?」
たぶん、すごい?って言いたいんだな?
うん、すごいよ何で結び目二つも出来てるんだよ!
どうやったんだよ!?
「んあ…ふぅ…二つ出来たわ!」
舞は得意気に胸を張り凛さんと冬花の方を向く
「やるな舞…母さんに似たんだな!」
お義母さんは出来たんだな
「ん~!」
冬花はさっきからこっちを睨んでるし…
「冬花ちゃんが睨んでくれてる!ハァハァ!」
「ん~…ん?んん!?」
何か冬花が突然立ち上がり
ピョンピョン跳ね始めた!?
どうした!?ついに壊れたか!?
「兄ちゃん!」
「はい!」
俺は過去最高クラスの返事を妹にした。
すると冬花は舞を気迫だけで押し退け
俺の前に立ち舌をだして
「蝶々結び出来た!」
「すごいな冬花!?」
でも、実の兄にもそれやるな!
ちょっとドキッとするだろ!?
神川喫茶店で打ち上げをしようと誘われ
お言葉に甘えて俺と冬花はお邪魔した。
凛さんの気合いの入った料理を食べ終え
デザートのフルーツを食べていると
神川さんは話し掛けてきた
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「さくらんぼの柄、舌で結べる?」
「……キスが上手いとかってやつか?」
「あら、知ってた?」
「まぁな…」
やったことあるしな…とは言わない
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凛さんは腕を組んで首をかしげ
口にさくらんぼの柄を入れた
それを見て冬花と舞も口に含んだ
俺も遅れてやってみた
「………」
「………」
「「「「……………」」」」
何かこれだけ人がいるのに全員黙って
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「んっ…ん♥️」
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あと、足を撫でるな!
「ダメだ…やっぱり出来ん!」
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「ん~…ちょっと待ってな…ん~…」
何かもうちょっとまでは行くんだよな…
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「ちくしょう!」
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自重しろ!俺の息子は自重してるぞ!
「ふごひ?」
たぶん、すごい?って言いたいんだな?
うん、すごいよ何で結び目二つも出来てるんだよ!
どうやったんだよ!?
「んあ…ふぅ…二つ出来たわ!」
舞は得意気に胸を張り凛さんと冬花の方を向く
「やるな舞…母さんに似たんだな!」
お義母さんは出来たんだな
「ん~!」
冬花はさっきからこっちを睨んでるし…
「冬花ちゃんが睨んでくれてる!ハァハァ!」
「ん~…ん?んん!?」
何か冬花が突然立ち上がり
ピョンピョン跳ね始めた!?
どうした!?ついに壊れたか!?
「兄ちゃん!」
「はい!」
俺は過去最高クラスの返事を妹にした。
すると冬花は舞を気迫だけで押し退け
俺の前に立ち舌をだして
「蝶々結び出来た!」
「すごいな冬花!?」
でも、実の兄にもそれやるな!
ちょっとドキッとするだろ!?
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