となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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二年目二学期編

私は君を

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こんにちは秋兎くんのラブドールこと神川 舞です!
いきなり秋兎くんが私を呼びに来たときは驚いたけど
何て書いてあったのかしら?
何て考えながらリレーの準備をしていた


「あとで聞いてみましょう!」

今は集中しなきゃね…
アンカーに選ばれるなんて想定外だわ…

「まぁ…秋兎くん達が見てくれてるって考えるだけで百万パワーだわ」


そんなことを考えているとドンッ!と
ピストルの音が鳴りリレーが始まる…





秋兎サイド__


「は、始まった」

ヤバい…何故か緊張してきた!
うおおお!がんばれ舞!

俺は心の中で叫びながら真剣に見つめた

運動場も騒がしくなってきた…
クラス別のすべてのテントから熱気が伝わる
家族や来賓の席からも声が聞こえる
いつもは静かな先生でさえ大声を出している

「あっという間にアンカーか…」

舞がスタート地点で屈伸している…
がんばれ…舞!

あまり見たこと無い真剣な顔にドキッ!としながら
気を引き締めて俺もすこし恥ずかしいけど大声を出してみる


「がんばれ!舞!」




舞サイド__


あぁ…学校中がこっちを視姦してる…
はずかしい…でも!!
この期待の眼差しドキドキゾクゾクッ!するわ!
ずっと浴びていたい…

そんなことを考えながら
ニヤケ顔を必死に我慢して真剣な顔を
作っていると聞き慣れた大好きな声で
彼が叫ぶのが聞こえた…うん。

もう、彼の声だけで良い…
私は彼の声だけに集中する…
カクテルパーティ効果だったかしら?

彼が何を言っているのか歓声の中でも
ハッキリ聞こえる
ありがとう秋兎くん…私は!

「耳は秋兎くんしか聞こえてないし…目は一位しか見えてないわ!」


私はバトンを受け取りただただ足を前に出す
彼の喜ぶ声が聞きたい…ただそれだけの
大好きおもいが私をゴールに連れていく

私は大差でゴールテープを切った。
お約束通り胸の差で勝つってやつしたかったけど
仕方ないわ!


息を切らしながら秋兎くんの方を向き
親指をグッと笑顔で立てる

それに対して秋兎くんも笑顔で親指を立てて返してくれた。

せっかく取った一位よりあなたを
見つめてしまったわ。

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