となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
302 / 815
二年目夏休み編

夜の秘密の女子会

しおりを挟む
のんびりとした夜の時間
舞さんをお持ち帰りした私、冬花は
軋むベッドの上で優しさ持ち寄ることはしないで
シングルベッドに二人で横になった


「と、冬花ちゃん…ドキドキするわね?」

「そうですか?」

「な、慣れてるわね?」

「私、百戦錬磨なんで」

「なんですって!?」

「嘘です。」

もちろん嘘である。
でも、兄ちゃんとは昔よく一緒に寝た(健全)

「冬花ちゃん恋ばなでもする?」

「いいですよ?」

「ねぇ~冬花ちゃん、好きな人居るぅ~?」

何か修学旅行の夜みたいなテンションと口調で
話し掛けてきた。


「えぇ~…居ないですよ~舞さんは?」

そして私は乗っかった

「私~私も今は居ないかなぁ~」

「そうですか~兄ちゃんに伝えますね?」

「やめて冬花ちゃん…いくら欲しいの?」

「買収しないでください。」

あ、でも実際に伝えたらどうなるかな?
兄ちゃんの反応も見たい…っていやいや…
兄ちゃんを傷付けちゃダメでしょ冬花…

「冬花ちゃんはぁ~友達居るのぉ~?」

「しばきまわしますよ?」

「こわっ!話し始めて一番怖かったわ!」

「そんな煽りしたら当たり前です。」

「た、確かに…」

「舞さんは居るんですか?」

「あんまり居ないわ!」

「何ですこし誇らしげなんですか!?」

「……明るく言えば悲しくならないもの!」

「な、なるほど?」

思ったより根が深かった

「あ、でも除け者にはされてないわよ?友達と自信を持って言える子が少ないだけで」


「なるほど…確かに友達って難しいですよね?」

「明確な規定が無いのよね…遊びに行けば友達でいいとは思うのだけど…」


「でも、一回遊びに行ったくらいだと…」

「そうね一回ヤッただけで彼女面してもね…」

「何かズレました?」

「気のせいよ?そう言えば…」

「何ですか?」

「秋兎くんは友達多そうよね?」

「あぁ~…舞さんと付き合う前はよく女友達と遊びに行ってました。」 


「なに?ハーレム?」

「舞さん、顔が怖いです」

「失礼。私は彼氏の過去の女に囚われないわ」

「眉毛をピクピクさせながらじゃ説得力ゼロですよ?」

「…秋兎くんモテたのね」

「ん~…そんな感じじゃなかったですよ?」

「そうなの?」

「何て言うか…友達としては良いけど彼氏じゃないなって雰囲気をひしひし感じました…あ、でも」


「でも?」

「一人居ましたね…そう言えば」

「ほう…詳しく」

「確か名前は…神埼 巡かんざき めぐるさん」

「神埼…あぁとなりのクラスに居た気がするわ…話したことは無いけど…私が覚えてるって事は可愛子ちゃんね!」


「舞さんは可愛い子しか覚えてないんですか?」

「私、あまり人の名前とか覚えるの得意じゃないのよ…それでも覚えてるなら美少女に違いないわ!」


「な、なるほど?」

「つまり、神埼美少女は秋兎くんが好きなのね?」

「か、かもしれないってだけですよ?」

話してる雰囲気とかがそんな感じがしただけだし…
告白されたとか聞いてないし


「まぁ、私が離さなければ問題ないわ!」

「そ、そうですね!」

「心は縛ったから次は…」

「次は?」

「体を縛りましょう!」

「何でですか!?」

「愛で!」

「健全だった!」

「あと下半s「言わせませんよ!?」」

「上半身が良かったかしら?」
 
「そうゆう問題じゃないです!」

こうして離しているうちに私達は着かれて寝てしまった
兄ちゃんはほぼ毎日この口撃をさばいてるのか…
お疲れ兄ちゃん
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ヲタクな妻は語りたい!!

犬派のノラ猫
ライト文芸
これはヲタクな妻と夫が交わす 普通の日常の物語である!

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…

しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。 高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。 数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。 そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

処理中です...