となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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二年目夏休み編

夜の秘密の女子会

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のんびりとした夜の時間
舞さんをお持ち帰りした私、冬花は
軋むベッドの上で優しさ持ち寄ることはしないで
シングルベッドに二人で横になった


「と、冬花ちゃん…ドキドキするわね?」

「そうですか?」

「な、慣れてるわね?」

「私、百戦錬磨なんで」

「なんですって!?」

「嘘です。」

もちろん嘘である。
でも、兄ちゃんとは昔よく一緒に寝た(健全)

「冬花ちゃん恋ばなでもする?」

「いいですよ?」

「ねぇ~冬花ちゃん、好きな人居るぅ~?」

何か修学旅行の夜みたいなテンションと口調で
話し掛けてきた。


「えぇ~…居ないですよ~舞さんは?」

そして私は乗っかった

「私~私も今は居ないかなぁ~」

「そうですか~兄ちゃんに伝えますね?」

「やめて冬花ちゃん…いくら欲しいの?」

「買収しないでください。」

あ、でも実際に伝えたらどうなるかな?
兄ちゃんの反応も見たい…っていやいや…
兄ちゃんを傷付けちゃダメでしょ冬花…

「冬花ちゃんはぁ~友達居るのぉ~?」

「しばきまわしますよ?」

「こわっ!話し始めて一番怖かったわ!」

「そんな煽りしたら当たり前です。」

「た、確かに…」

「舞さんは居るんですか?」

「あんまり居ないわ!」

「何ですこし誇らしげなんですか!?」

「……明るく言えば悲しくならないもの!」

「な、なるほど?」

思ったより根が深かった

「あ、でも除け者にはされてないわよ?友達と自信を持って言える子が少ないだけで」


「なるほど…確かに友達って難しいですよね?」

「明確な規定が無いのよね…遊びに行けば友達でいいとは思うのだけど…」


「でも、一回遊びに行ったくらいだと…」

「そうね一回ヤッただけで彼女面してもね…」

「何かズレました?」

「気のせいよ?そう言えば…」

「何ですか?」

「秋兎くんは友達多そうよね?」

「あぁ~…舞さんと付き合う前はよく女友達と遊びに行ってました。」 


「なに?ハーレム?」

「舞さん、顔が怖いです」

「失礼。私は彼氏の過去の女に囚われないわ」

「眉毛をピクピクさせながらじゃ説得力ゼロですよ?」

「…秋兎くんモテたのね」

「ん~…そんな感じじゃなかったですよ?」

「そうなの?」

「何て言うか…友達としては良いけど彼氏じゃないなって雰囲気をひしひし感じました…あ、でも」


「でも?」

「一人居ましたね…そう言えば」

「ほう…詳しく」

「確か名前は…神埼 巡かんざき めぐるさん」

「神埼…あぁとなりのクラスに居た気がするわ…話したことは無いけど…私が覚えてるって事は可愛子ちゃんね!」


「舞さんは可愛い子しか覚えてないんですか?」

「私、あまり人の名前とか覚えるの得意じゃないのよ…それでも覚えてるなら美少女に違いないわ!」


「な、なるほど?」

「つまり、神埼美少女は秋兎くんが好きなのね?」

「か、かもしれないってだけですよ?」

話してる雰囲気とかがそんな感じがしただけだし…
告白されたとか聞いてないし


「まぁ、私が離さなければ問題ないわ!」

「そ、そうですね!」

「心は縛ったから次は…」

「次は?」

「体を縛りましょう!」

「何でですか!?」

「愛で!」

「健全だった!」

「あと下半s「言わせませんよ!?」」

「上半身が良かったかしら?」
 
「そうゆう問題じゃないです!」

こうして離しているうちに私達は着かれて寝てしまった
兄ちゃんはほぼ毎日この口撃をさばいてるのか…
お疲れ兄ちゃん
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