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二年目夏休み編
いれかたを教えて欲しい
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のんびりした夏休み
一宿一飯の恩義で喫茶店を手伝っている
俺と冬花は昨日の忙しさが嘘のような
お客の回転率を見なが仕事をしていると
すこし暇になったのか
神川さんは話し掛けてきた
「ねぇ秋兎くん」
「何だよ舞?」
「流石に4人は多いわね?」
「だな。」
俺さっきからちょっとキッチンで料理手伝ってる
だけだもんな…
そしてお客さんはもう居ないから本格的にやることが無い
「あ、そうだ」
俺はあることを思いつき凛さんの元に向かう
「あの、凛さん」
「どうした秋兎くん?」
「俺にコーヒーの入れ方教えてくれませんか?」
「コーヒー?別に構わないが…どうしたの?」
「いや、入れ方を覚えれば凛さんが少しでも楽できるかなと」
「……出来た息子だ!」
「気が早いわよパパ?」
「恥ずかしいからやめてください!?」
まったく…まぁ嬉しいんだけど
「それで、パパと何を話してたの?」
「いや、上手に入れるにはどうしたらいいか聞いてたんだ」
「あぁ、パパは出来るでしょうからね」
「そりゃそうだろ、ほぼ毎日入れてるんだから」
「誰に!?」
誰に?誰とといい間違えたのか?
「そりゃ、まぁ一人でじゃないか?」
「あ、あぁ…ホールね…ビックリしたわ」
ホール?凛さんはキッチンだろ?
「俺も入れる練習しなきゃな」
「秋兎くん持ってるの?」
「簡単なやつだけどキッチンにあるよ?」
「キッチンにあるの!?」
「そんなに驚くか?普通だろ?冬花もたまに使うし」
「冬花ちゃんが!?」
さっきから何を言ってるんだ?
「…練習私としましょ?」
「何だ舞、入れられるのか?」
「入れられると思うわ!」
「何だ思うってことは入れたことは無いのか?」
「無いわね!」
「舞なら上手に入れられると思うぞ?」
「そうかしら…不安だわ…」
「俺が入れられるようになったら教えるよ」
「ありがとう、体を綺麗にして待ってるわ」
「ん?手だけでいいだろ?」
「いや、ちゃんと隅々まで綺麗にしないと」
「ん?」
「ん?」
「「………ん?」」
俺と舞はキスするのかってぐらい見つめあった
何故か凛さんは爆笑して
冬花は顔を真っ赤にしていた
こうして、俺達のお泊まり会は延長戦を終え
俺と舞に謎を残したのだった。
一宿一飯の恩義で喫茶店を手伝っている
俺と冬花は昨日の忙しさが嘘のような
お客の回転率を見なが仕事をしていると
すこし暇になったのか
神川さんは話し掛けてきた
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「何だよ舞?」
「流石に4人は多いわね?」
「だな。」
俺さっきからちょっとキッチンで料理手伝ってる
だけだもんな…
そしてお客さんはもう居ないから本格的にやることが無い
「あ、そうだ」
俺はあることを思いつき凛さんの元に向かう
「あの、凛さん」
「どうした秋兎くん?」
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「コーヒー?別に構わないが…どうしたの?」
「いや、入れ方を覚えれば凛さんが少しでも楽できるかなと」
「……出来た息子だ!」
「気が早いわよパパ?」
「恥ずかしいからやめてください!?」
まったく…まぁ嬉しいんだけど
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「いや、上手に入れるにはどうしたらいいか聞いてたんだ」
「あぁ、パパは出来るでしょうからね」
「そりゃそうだろ、ほぼ毎日入れてるんだから」
「誰に!?」
誰に?誰とといい間違えたのか?
「そりゃ、まぁ一人でじゃないか?」
「あ、あぁ…ホールね…ビックリしたわ」
ホール?凛さんはキッチンだろ?
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「秋兎くん持ってるの?」
「簡単なやつだけどキッチンにあるよ?」
「キッチンにあるの!?」
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「冬花ちゃんが!?」
さっきから何を言ってるんだ?
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「入れられると思うわ!」
「何だ思うってことは入れたことは無いのか?」
「無いわね!」
「舞なら上手に入れられると思うぞ?」
「そうかしら…不安だわ…」
「俺が入れられるようになったら教えるよ」
「ありがとう、体を綺麗にして待ってるわ」
「ん?手だけでいいだろ?」
「いや、ちゃんと隅々まで綺麗にしないと」
「ん?」
「ん?」
「「………ん?」」
俺と舞はキスするのかってぐらい見つめあった
何故か凛さんは爆笑して
冬花は顔を真っ赤にしていた
こうして、俺達のお泊まり会は延長戦を終え
俺と舞に謎を残したのだった。
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