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三学期
竹物差し
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のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「こんなのを持ってきたわ」
そう言うと舞は俺の机に何かを置き
「竹物差し……?」
久しぶりに見たな……下手したら小学校以来だ。
「どうしたんだ?」
「久しぶりに見つけてね?」
「うんうん。」
「持って来たのだけど……」
「ん?」
「硬くて素敵ね?」
「おう?」
「平たくて素敵よね?」
「ん?」
「よくしなるわよね?」
「だな?」
どうしたんだこの子は?
「って訳でこれで私を叩いて!」
「……なぜ!?」
「私を……叩いて!」
「いや、なぜ!?」
「気持ちよさそうだから!」
「ん……ん?」
「わかりやすく説明するとね?」
「おう。」
「机の上に美味しそうなケーキがあったら食べたくなるでしょ?」
「まぁ……」
「その横に食べていいって書き置きがあったら嬉しくない?」
「うれしいな?」
「そういう事よ!」
「どうゆうことだってばよ!?」
「鈍いわね……」
「コナ○君とか金田○君でも迷宮入りすると思うぞ!?」
「すっごい簡単に言うとね?」
「うん」
「昨日ものさしを見つけて」
「ほうほう」
「手に取って」
「うん」
「腕をね?」
「うん?」
「叩いたら気持ちよかったのよ」
「うん。最後が分からん!」
「セルフSMよ!」
「何やってんだ!?」
「自分でやって気持ちよかったんだから人にされたら……」ゾクッ
「この変態が!」
「……」ゾクッ
「久しぶり!」
「ってわけでお願いします!」
「絶対やらん!」
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「こんなのを持ってきたわ」
そう言うと舞は俺の机に何かを置き
「竹物差し……?」
久しぶりに見たな……下手したら小学校以来だ。
「どうしたんだ?」
「久しぶりに見つけてね?」
「うんうん。」
「持って来たのだけど……」
「ん?」
「硬くて素敵ね?」
「おう?」
「平たくて素敵よね?」
「ん?」
「よくしなるわよね?」
「だな?」
どうしたんだこの子は?
「って訳でこれで私を叩いて!」
「……なぜ!?」
「私を……叩いて!」
「いや、なぜ!?」
「気持ちよさそうだから!」
「ん……ん?」
「わかりやすく説明するとね?」
「おう。」
「机の上に美味しそうなケーキがあったら食べたくなるでしょ?」
「まぁ……」
「その横に食べていいって書き置きがあったら嬉しくない?」
「うれしいな?」
「そういう事よ!」
「どうゆうことだってばよ!?」
「鈍いわね……」
「コナ○君とか金田○君でも迷宮入りすると思うぞ!?」
「すっごい簡単に言うとね?」
「うん」
「昨日ものさしを見つけて」
「ほうほう」
「手に取って」
「うん」
「腕をね?」
「うん?」
「叩いたら気持ちよかったのよ」
「うん。最後が分からん!」
「セルフSMよ!」
「何やってんだ!?」
「自分でやって気持ちよかったんだから人にされたら……」ゾクッ
「この変態が!」
「……」ゾクッ
「久しぶり!」
「ってわけでお願いします!」
「絶対やらん!」
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