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三学期
楽しいお弁当…?
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のんびりとした遠足当日
移動もすべて終え昼を食べるために
公園にシートを広げた俺の横で
腹を空かせた神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「流石に寒いわね……」
「せやな……」
雪も無いし風もないがやはり
外で食べるには少し寒いわけで……
「しかもお弁当忘れたわ……」
「……みたいだな。」
さっきまでリュックの中を必死に探してた
が、やはり無かったのか……
「まぁ俺のを食べたらいいさ。」
すこし多めに作って来てよかった。
「で、でも……」
「気にするなって?」
「食べ盛りに男の子からご飯を奪うなんて……目の前でえろ本を破る行為に等しいわ!」
「例えがよく分からん!」
「あら?、何なら破きに行きましょうか?」
「お、俺の部屋にそんなものは無いぞ?」
「残念なことに冬花ちゃんに情報は貰ってるわよ?」
そう言えばバレてるんだった!?
おのれ冬花め!
帰ったらジャッチメントタイムだ!
「まぁ…確かにお腹がすいたのは事実だし……有難く頂くわ。」
「おう遠慮しないで食べろ?」
と、言って弁当を広げ……あれ?
「こ、これは……」
「どうしたの秋兎くん?」
「これ……冬花の弁当だ!?」
男子高校生らしくない可愛らしい
くま柄のお弁当箱だった……
「「…………流石に足りない(わね)」」
俺達がその後クラスのみんなから
おかずを少しづつ分けてもらったのは
言うまでもない………
移動もすべて終え昼を食べるために
公園にシートを広げた俺の横で
腹を空かせた神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「流石に寒いわね……」
「せやな……」
雪も無いし風もないがやはり
外で食べるには少し寒いわけで……
「しかもお弁当忘れたわ……」
「……みたいだな。」
さっきまでリュックの中を必死に探してた
が、やはり無かったのか……
「まぁ俺のを食べたらいいさ。」
すこし多めに作って来てよかった。
「で、でも……」
「気にするなって?」
「食べ盛りに男の子からご飯を奪うなんて……目の前でえろ本を破る行為に等しいわ!」
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「あら?、何なら破きに行きましょうか?」
「お、俺の部屋にそんなものは無いぞ?」
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そう言えばバレてるんだった!?
おのれ冬花め!
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「おう遠慮しないで食べろ?」
と、言って弁当を広げ……あれ?
「こ、これは……」
「どうしたの秋兎くん?」
「これ……冬花の弁当だ!?」
男子高校生らしくない可愛らしい
くま柄のお弁当箱だった……
「「…………流石に足りない(わね)」」
俺達がその後クラスのみんなから
おかずを少しづつ分けてもらったのは
言うまでもない………
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