となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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冬休み編

冬花の誕生日!!!

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プレゼント合戦第2回戦
神川お父さんがカバンに手をかけた瞬間
神川さんは話しかけてきた。



「ねぇ…秋兎くん」

「何だよ舞?」

「パパのプレゼント何かしらね?」

「なんだろうな……」

流石に変なプレゼントは渡さないだろ?

「ふふふっ私のターン……ドロー!!」

そう言いながらカバンから何かを取り出し

「恐れおののくがいい!これが大人の力だ!」バンッ


そう言いながら出したプレゼントを
机の上に置き……ん?


「ロウソク?」

「ノンノンノンだよ秋兎くん……これはアロマキャンドルだ!」


「アロマキャンドル……?」

いい匂いするやつか……
確かにいいプレゼントかもしれない!

「ありがとうございます神川さんのお父さん!」


「喜んでもらえてよかった!奮発した甲斐があったと言うものだ!」

よく見るとキャンドルとライターと
置く台とあともろもろついてる


「くっ……流石パパ……財力の差ね」ギリッ

「財力?違うなぁ…生きてきた年の違いだ!ぬいぐるみは確かにいいものだ!しかし!あえて形に残らないものを渡すのだっっ!」



「「(`・ω・´;)」」


「それにより使う度に思い出してもらえるだろぉ?」ニヤリッ



「「(๑°ㅁ°๑)!!?」」


「形が残り続けるものより一瞬のきらめきだ!」


「「。。。(lll __ __)なん……だと?」」


「君達の敗因はたったひとつだ……たった一つのシンプルな答えだ……君たちは俺を……本気にさせた。」



「「馬鹿な!?」」

「励みたまえ青少年たちよ!」

そう言われた時俺達がとっていたのは
敬礼のポーズであった……
負け……た。




「あの……神川さんのお父さん?」

「何かな冬花ちゃん?俺に惚れたかな?」

「いえ……このローソクって何ですか?」

と言うと冬花は一つロウソクを取り出し……
赤くて長ぼそ……って!?



「冬花それを兄ちゃんに渡せ!」

「どうしたの兄貴!?」

「それは有害なものだ!」

「毒なの!?」

「ある意味!」

「最低ねパパ……」

「何を言う?将来役に立つかもしれないだろ?」


「例えば?」

「彼氏が出来た時にSMプレイするとk(グベラッ」


見事な娘の蹴りが入り一撃KOされた
神川お父さんを横目で蔑みながら俺は
長細いロウソクを隠したのだった。

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感想 23

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