となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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冬休み編

カマボコ

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のんびりとした冬休み
今日も今日とて暇だったのだろう神川さんは
話しかけてきた。



「ねぇ…秋兎くん」

「何だよ舞?」

「カマボコって素敵よね」

「結構美味いよな!」

普段はそうでもないけど大晦日から
三箇日終える前何か凄い食べる気がする。



「それもあるけど……」

「ん?」

「板の上に寝かされて身体を赤くしてるなんて……素敵よね?」


「なるほど…ある意味天才だな!」

「そうでもないわ!」

「褒めてはない!」

「何でよ!?」

「もっとその頭を有意義に使えよ!?」

「最高に有意義じゃない?」

「じゃないわ!」

「えぇ~……」

まったく……賢い頭をこればっかりに
使いやがって……


「そんな性の喜びを知りやがって…みたいな顔されても……」


「そんな顔してないわ!」

「少し話は変わるけど……」

「なんだ?」

「私、あの真っ白いカマボコ好きなのよ。」

「あぁ~あるな。確かに美味い。」

「わよね?あれ何か違うのかしら?」

「さぁ~……」

「板の上でも平静を保てるなんて……慣れてるのかしら!」


「何にだよ!?」

「寝かされるのよ!」

「どうゆう解釈!?」

「紅白のかまぼこが…『こ、こんな所に寝かせて…な、何する気よ////』って感じで」


「お、おう?」

「白い方が…『また?……まぁいいわよ?嫌いじゃないし…食べていいわよ?』みたいなクールな感じなのかも!」


「擬人化したらそんなんかもな。」

「でしょ?」

「だが、絶対にそれが理由じゃない!」

「えぇ~」

まぁ本気で言ってるはずはないにしても
すごい妄想力だ……
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