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冬休み編
エビ
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のんびりとした冬休み
今日も今日とて家に居るであろう
神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「エビって素敵よね」
「エビ?美味しいよな!」
お正月が近いからか?
「それはもちろんなのだけど……」
「ん?」
「常にお尻を突き出してるみたいな格好が素敵よね?」
「確かに見えるけど!?」
「体を真っ赤に火照らせて…すこし体を固くしてるんだもの……」ポッ
「ポッじゃねぇよ!?」
「すこし強引に剥いてあげれば身をゆだねて柔らかくなるなんて」テレッ
「お、おう。」
イヤらしく聞こえるが当たり前のことを
言ってるんだよな?
……頭の中は異常だけど。
「でも一つだけ気に食わないことがあるわ」
「何だよ?」
「海老反りって逆よね?」
「ん?」
「だから海老反りって前かがみじゃなくて後ろに反ることよね?ビクンッビクンッって」
「ビクンッビクンッはともかく確かに逆だよな?」
「前かがみにイクのが真の海老反りなのかしら?」
「そんなこと真面目に聞かれても……」
「前かがみでだなんて……何か想像したら興奮してきたわ!」
「想像するな!?」
「じゃあ妄想するわ!」
「妄想もするな!?」
「考える力は人間である証拠よ!?」
「そうだけどな!?」
「思考を奪われるのは四肢をもがれるより辛いのよ!?」
「グロい!」
「亡い女を想うと書いて妄想!」
「無いじゃなくて『亡』なのが何故か寂しさを醸し出してるな。」
「つまり家のパパは常に妄想を……」
「ネタにしていいことじゃないからな!?」
今日も今日とて家に居るであろう
神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「エビって素敵よね」
「エビ?美味しいよな!」
お正月が近いからか?
「それはもちろんなのだけど……」
「ん?」
「常にお尻を突き出してるみたいな格好が素敵よね?」
「確かに見えるけど!?」
「体を真っ赤に火照らせて…すこし体を固くしてるんだもの……」ポッ
「ポッじゃねぇよ!?」
「すこし強引に剥いてあげれば身をゆだねて柔らかくなるなんて」テレッ
「お、おう。」
イヤらしく聞こえるが当たり前のことを
言ってるんだよな?
……頭の中は異常だけど。
「でも一つだけ気に食わないことがあるわ」
「何だよ?」
「海老反りって逆よね?」
「ん?」
「だから海老反りって前かがみじゃなくて後ろに反ることよね?ビクンッビクンッって」
「ビクンッビクンッはともかく確かに逆だよな?」
「前かがみにイクのが真の海老反りなのかしら?」
「そんなこと真面目に聞かれても……」
「前かがみでだなんて……何か想像したら興奮してきたわ!」
「想像するな!?」
「じゃあ妄想するわ!」
「妄想もするな!?」
「考える力は人間である証拠よ!?」
「そうだけどな!?」
「思考を奪われるのは四肢をもがれるより辛いのよ!?」
「グロい!」
「亡い女を想うと書いて妄想!」
「無いじゃなくて『亡』なのが何故か寂しさを醸し出してるな。」
「つまり家のパパは常に妄想を……」
「ネタにしていいことじゃないからな!?」
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