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冬休み編
ケーキ
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のんびりとした冬休み。
暇を持て余していた俺に
今日も今日とて神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「ケーキって素敵よね」
「昨日の美味かったしな!」
神川お父さん手作りケーキはめっちゃ
美味しかった!
「それはもちろんだけど……」
「ん?」
「全体に白いのをかけられてるしさらに中まで真っ白で素敵よね?」
「想定通り!」
こいつの頭の中では 白=エロい
なんだな…ただのエロ親父だ!
「ケーキで思い出したのだけど」
「何だよ舞?」
「この時期のケーキは女性の結婚になぞられるわよね。」
「あぁ~24が結婚適齢期だからだっけ?」
「かなり失礼よね?」
「まぁ確かに。」
「女の子をお金で買うなんて……」ハァハァ
「そこかよ!あとハアハアすんな!?」
「だってモノみたいに扱われて!」
「それにお前が売ってあるなら俺は借金してでも買うぞ!?」
他の奴にはやらん!
「秋兎くんなら永久無料よ?」
「お、おう。」
「冬花ちゃんにはレンタル無料。」
「なるほど。」
「他の人には非売品。」
「ならよかったよ。」
「それで遅れるで思い出したのだけど……」
「どした?」
「プレゼント交換を忘れてたわ……」
「ああぁ!?」
あんだけ考えて悩んだのに
何やってるんだ俺は!?
「す、すまん!」
「大丈夫私も忘れてたから……」
「ど、どうしよう?」
「今日は私用事があるの。だから明日秋兎くん家に行ってもいいかしら?」
「明日か?大丈夫だよ。」
過ぎちまうが……仕方ない!
「分かったわ。なら明日行くわ。」
「あぁ待ってるよ。」
「ふふ…色々楽しみにしてるわ!」
「お、おう?」
何か忘れてた訳じゃなくて
舞の計画にハマった気になってきたが……
まぁ気のせい……だよな?
暇を持て余していた俺に
今日も今日とて神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「ケーキって素敵よね」
「昨日の美味かったしな!」
神川お父さん手作りケーキはめっちゃ
美味しかった!
「それはもちろんだけど……」
「ん?」
「全体に白いのをかけられてるしさらに中まで真っ白で素敵よね?」
「想定通り!」
こいつの頭の中では 白=エロい
なんだな…ただのエロ親父だ!
「ケーキで思い出したのだけど」
「何だよ舞?」
「この時期のケーキは女性の結婚になぞられるわよね。」
「あぁ~24が結婚適齢期だからだっけ?」
「かなり失礼よね?」
「まぁ確かに。」
「女の子をお金で買うなんて……」ハァハァ
「そこかよ!あとハアハアすんな!?」
「だってモノみたいに扱われて!」
「それにお前が売ってあるなら俺は借金してでも買うぞ!?」
他の奴にはやらん!
「秋兎くんなら永久無料よ?」
「お、おう。」
「冬花ちゃんにはレンタル無料。」
「なるほど。」
「他の人には非売品。」
「ならよかったよ。」
「それで遅れるで思い出したのだけど……」
「どした?」
「プレゼント交換を忘れてたわ……」
「ああぁ!?」
あんだけ考えて悩んだのに
何やってるんだ俺は!?
「す、すまん!」
「大丈夫私も忘れてたから……」
「ど、どうしよう?」
「今日は私用事があるの。だから明日秋兎くん家に行ってもいいかしら?」
「明日か?大丈夫だよ。」
過ぎちまうが……仕方ない!
「分かったわ。なら明日行くわ。」
「あぁ待ってるよ。」
「ふふ…色々楽しみにしてるわ!」
「お、おう?」
何か忘れてた訳じゃなくて
舞の計画にハマった気になってきたが……
まぁ気のせい……だよな?
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