116 / 815
冬休み編
サンタさんって……
しおりを挟む
のんびりとした冬休み
久しぶりに自室でゴロゴロしていると
今日も今日とて神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「明日クリスマスね。」
「そうだな。」
正確に言えばイブだけどな。
「何故かクリスマスよりイブが盛り上がる傾向にあるわよね?」
「あぁ~確かにそうだな。」
パーティして翌朝プレゼントが置いてあるからか?
「つまり 【性夜】はイブ!」
「やめろ!」
「森に林に響くのは鈴の音じゃなくてギシギシサウンドだったのね!」
「どんだけでかい音でるんだよ!?」
「私は大きい方かも知れないわ」テレッ
「照れるなら言うな!?」
照れなくても言うな!
「子供に早く寝なさいと言うのはつまりサンタさん関係ではなく…ムラムラするから早く寝て!ってことだったのね!」
「一概に違うと言えないが……違うと信じたい!」
「つまりプレゼントを貰った子供たちは翌朝『昨晩はお楽しみでしたね?』って言うのが正解なのね!」
「正解では決してないがな!」
「待って…夜中に来てるサンタさんは目撃してるのよね?」
「一応聞こう……何をだ?」
「ナニをよ!」
「言うと思った!」
「サンタさんがプレゼントくれるのって『えぇもん見せてもらったからこれ置いてくわ… 』ってこと?」
「子供たちの夢のためだろ!?」
「じゃあ、とんだロリショタコンね!」
「やめい!サンタさんは善人中の善人だぞ!」
「夜中に不法侵入してる人が?」
「うっ……」
痛いところを……
「その侵入スキル私にぜひ教えて欲しいわ!」
「お前が覚えたらダメだろ!?」
「あら何故かしら?」
「ろくな事に使わないだろ?」
「逆にいいことに使えるのかしらこのスキル?」
「うっ」
また痛いところを……
「秋兎くん家に侵入し放題なんて素敵よね?」
「普通に入れてやるから!」
「私の知らないあなたが知りたいのよ!」
「これから知れるだろ!?」
「っ……そうね」
「お、素直だな?」
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「それは狙って言ってるの?」
「何がだよ?」
「……はぁ。それじゃあ明日楽しみにしてるわ秋兎くん」
「俺なんか怒らせること言ったか?」
「いいえ?ただ……」
「ん?」
「悦ばせることは言ってくれたわ。」
……字が不穏だが突っ込むのはやめよう。
久しぶりに自室でゴロゴロしていると
今日も今日とて神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「明日クリスマスね。」
「そうだな。」
正確に言えばイブだけどな。
「何故かクリスマスよりイブが盛り上がる傾向にあるわよね?」
「あぁ~確かにそうだな。」
パーティして翌朝プレゼントが置いてあるからか?
「つまり 【性夜】はイブ!」
「やめろ!」
「森に林に響くのは鈴の音じゃなくてギシギシサウンドだったのね!」
「どんだけでかい音でるんだよ!?」
「私は大きい方かも知れないわ」テレッ
「照れるなら言うな!?」
照れなくても言うな!
「子供に早く寝なさいと言うのはつまりサンタさん関係ではなく…ムラムラするから早く寝て!ってことだったのね!」
「一概に違うと言えないが……違うと信じたい!」
「つまりプレゼントを貰った子供たちは翌朝『昨晩はお楽しみでしたね?』って言うのが正解なのね!」
「正解では決してないがな!」
「待って…夜中に来てるサンタさんは目撃してるのよね?」
「一応聞こう……何をだ?」
「ナニをよ!」
「言うと思った!」
「サンタさんがプレゼントくれるのって『えぇもん見せてもらったからこれ置いてくわ… 』ってこと?」
「子供たちの夢のためだろ!?」
「じゃあ、とんだロリショタコンね!」
「やめい!サンタさんは善人中の善人だぞ!」
「夜中に不法侵入してる人が?」
「うっ……」
痛いところを……
「その侵入スキル私にぜひ教えて欲しいわ!」
「お前が覚えたらダメだろ!?」
「あら何故かしら?」
「ろくな事に使わないだろ?」
「逆にいいことに使えるのかしらこのスキル?」
「うっ」
また痛いところを……
「秋兎くん家に侵入し放題なんて素敵よね?」
「普通に入れてやるから!」
「私の知らないあなたが知りたいのよ!」
「これから知れるだろ!?」
「っ……そうね」
「お、素直だな?」
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「それは狙って言ってるの?」
「何がだよ?」
「……はぁ。それじゃあ明日楽しみにしてるわ秋兎くん」
「俺なんか怒らせること言ったか?」
「いいえ?ただ……」
「ん?」
「悦ばせることは言ってくれたわ。」
……字が不穏だが突っ込むのはやめよう。
0
お気に入りに追加
278
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~
八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」
ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。
蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。
これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。
一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる