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冬休み編
デートの待ち合わせ?
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のんびりとした冬休み
今日は先日約束したデートの待ち合わせ!
少し早めに来た俺が待っていると
いつの間にか後ろにいた神川さんは
今日も今日とて話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「待たされるって素敵よね」
「おいおい待つ方の身にもなれよ?」
「ごめんなさい……でもね」
「ん?」
「私一時間前からいるのよ?」
「なに!?」
「ずっと秋兎くんを見てたわ!」
「話しかけろよ!?」
「いや~……私を待つ秋兎くんを見てると話しかけるのを忘れて」
「珍しくSだな!」
「だって愛しくて」テレッ
「お、おう。」
「ちなみに本当に一時間前から待ってたわ!」
「分かったって!?」
「何かないの?」
「……ありがとう?」
「違うわ」
「え?」
「馬鹿じゃないの?って言って!」
「言うか馬鹿!」
「んお!」
「んお!とか言うな!?」
年頃の女の子が上げていい声じゃないぞ!?
「まぁ良いわ。行きましょ?」
「どこにだよ?」
「誘ったのはあなたでしょ?」
「結果的にな。でも、特に考えてない。」
「もう……男の子でしょ?」
「そうだな……まぁブラブラするか?」
「適当ね……」
「す、すまん」
「まったく……ブラブラするのは股の間だけにして欲しいわ!」
「すま…………ん?謝る気が失せたんだが?」
「私は性欲が増したわ!」
「報告するな!」
「何よブラブラしてるんでしょ?」
「腰をつつくな!」
「いや、ブランッって音が!」
「するかバカ!」
「んふ!」
「…………帰ろうかな。」
「あら……そんな意地悪を…んっ…」
「な、泣くなよ?」
「泣いてないわ」
「え?」
「感じてるのよ!」
「……お、おう。それは良かったな。」
「さぁ行きましょう……若さゆえの過ちをしに!」
「健全なデートをしような!?」
果たして俺は健全なデートの末
無事プレゼントを選べるのだろうか……
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少し早めに来た俺が待っていると
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「報告するな!」
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「腰をつつくな!」
「いや、ブランッって音が!」
「するかバカ!」
「んふ!」
「…………帰ろうかな。」
「あら……そんな意地悪を…んっ…」
「な、泣くなよ?」
「泣いてないわ」
「え?」
「感じてるのよ!」
「……お、おう。それは良かったな。」
「さぁ行きましょう……若さゆえの過ちをしに!」
「健全なデートをしような!?」
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