107 / 815
冬休み編
冬花…一肌脱いでくれ!
しおりを挟む
のんびりとした冬休み
今日も今日とて……じゃないな。
今日となりにいるのは冬花である。
すこし相談に乗って貰うために
わざわざ極寒の廊下を通って来てもらった。
「ねぇ…兄ちゃん」
「何だよ冬花?」
「相談って何?」
「実はな……冬花…兄ちゃんは人生最大クラスの危機に直面しているんだ!」
「なに!?兄ちゃん大丈夫なの!?」
「正直やばい…… 」
「わ、分かった!兄ちゃんの助けになれるなら何でもする!」
ん?……じゃなかった。ふざけてる場合じゃない!
「じゃあ、冬花……一肌脱いでくれるか!」
「分かった!……って……えぇ!?」
「……?何だよ冬花どうした?」
「脱ぐか変態!」
「違う!協力してくれって意味だ!」
うん!予想通りの答えが帰って来て
兄ちゃんはとても嬉しかったぞ!
流石我が妹!
「わ、分かってるよ?それで協力って?」
「あぁ…クリスマスのなプレゼントを一緒に選んでほしいな……と。」
「…………自分で選べバカ兄貴!」
そう言うと冬花は部屋を出ようとした。
「ま、待ってくれ冬花!?プレゼント何か買ったことないから分からないんだよ!」
「い、妹でも別の女の子が選んだプレゼントは嫌だと思うよ舞さん!」
「分かってはいる!しかしお前以外だとクラスの女子に聞かなくてはならなくなりさらに状況が悪くなる!」
「……ググれ!」
「まさか冬花にそんなこと言われるとは!」
「質問版に投稿して(リア充乙)って書かれて終われ!」
「妹よ!辛辣だな!?」
「こうゆうのは自分で選ぶものなの!」
「じゃあ、せめてヒントを!」
「クイズじゃないんだから正解なんて無いの!」
おお!何かカッコイイぞ妹よ!
しかし……困った。
いや、本格的に困った。
「分かったよ冬花……ゆっくり探すよ。」
「何なら舞さんとデートしながらこっそりリサーチしたら?」
「……天才か冬花!」
「これ位は普通思いつくんだよ兄ちゃん?」
「いや~プレゼントって本人にバレたらダメだと思ってたわ。」
「いや、ダメだよ?」
「へ?」
「だからさり気なく観察して見つけ出すのよ?」
「……難易度高いな」
「簡単だよ?」
「何で?」
「好きな人の趣味なんて見てればわかるもん…」
と、冬花は頬をかきながら言った。
今日も今日とて……じゃないな。
今日となりにいるのは冬花である。
すこし相談に乗って貰うために
わざわざ極寒の廊下を通って来てもらった。
「ねぇ…兄ちゃん」
「何だよ冬花?」
「相談って何?」
「実はな……冬花…兄ちゃんは人生最大クラスの危機に直面しているんだ!」
「なに!?兄ちゃん大丈夫なの!?」
「正直やばい…… 」
「わ、分かった!兄ちゃんの助けになれるなら何でもする!」
ん?……じゃなかった。ふざけてる場合じゃない!
「じゃあ、冬花……一肌脱いでくれるか!」
「分かった!……って……えぇ!?」
「……?何だよ冬花どうした?」
「脱ぐか変態!」
「違う!協力してくれって意味だ!」
うん!予想通りの答えが帰って来て
兄ちゃんはとても嬉しかったぞ!
流石我が妹!
「わ、分かってるよ?それで協力って?」
「あぁ…クリスマスのなプレゼントを一緒に選んでほしいな……と。」
「…………自分で選べバカ兄貴!」
そう言うと冬花は部屋を出ようとした。
「ま、待ってくれ冬花!?プレゼント何か買ったことないから分からないんだよ!」
「い、妹でも別の女の子が選んだプレゼントは嫌だと思うよ舞さん!」
「分かってはいる!しかしお前以外だとクラスの女子に聞かなくてはならなくなりさらに状況が悪くなる!」
「……ググれ!」
「まさか冬花にそんなこと言われるとは!」
「質問版に投稿して(リア充乙)って書かれて終われ!」
「妹よ!辛辣だな!?」
「こうゆうのは自分で選ぶものなの!」
「じゃあ、せめてヒントを!」
「クイズじゃないんだから正解なんて無いの!」
おお!何かカッコイイぞ妹よ!
しかし……困った。
いや、本格的に困った。
「分かったよ冬花……ゆっくり探すよ。」
「何なら舞さんとデートしながらこっそりリサーチしたら?」
「……天才か冬花!」
「これ位は普通思いつくんだよ兄ちゃん?」
「いや~プレゼントって本人にバレたらダメだと思ってたわ。」
「いや、ダメだよ?」
「へ?」
「だからさり気なく観察して見つけ出すのよ?」
「……難易度高いな」
「簡単だよ?」
「何で?」
「好きな人の趣味なんて見てればわかるもん…」
と、冬花は頬をかきながら言った。
10
お気に入りに追加
278
あなたにおすすめの小説


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!


大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる