となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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二学期編

王様ゲーム!!!

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のんびりとしたかった休日
今も今とても王様ゲームをしている
俺のとなりでまたもや王様を引き当てた
神川さんは話しかけてきた。



「ねぇ…秋兎くん」

「何だよ舞?」

「これで勝敗は決まったわよね?」

「3回中2回目だからな……」

しかし……あまりに運が良すぎないか?
イカサマ……か?



「ちなみにイカサマはしてないわよ?」

「っ……」

「貴様……イカサマをしているな!?」

「パパ……私はイカサマはしてないわ。」

某心がYES&NOで見えるゲーマーの
ような神川お父さんを舞は乗ることなく
あしらい命令を言った。



「じゃあ3番の人はこの部屋から5分退出ね?」



「我が娘よ…貴様……見ているな!?」

何だ神川お父さん……一挙放送でも見た
ようにネタをぶち込んでくるな!?


「さて、何のことかしら?」

「ぐぬぬ……」

「5分たったら教えるわ。」

「しかし……さみしi「王様の命令をは?」」

何か珍しくSっ気タップリの舞は
神川お父さんを部屋の外に出した。


「3人っきりね♡」

「3人っきりって中途半端だな!?」

きりは良くない!


「もう勝負は決したのだから……先に命令を済まそうと思ってね?」


「げ、ゲームが終わってからにしないか?」

「言っておくだけなら別にいいでしょ?」

「まぁ心の準備がいるようなことなら……」

「あの……舞さん?あまり過激なのは……」

「大丈夫よ冬花ちゃん。それに貴方にも関係あるわよ?」


「え?」

「私は貴方達には命令しないわ。」

「それってどうゆう……」

「あら、5分経っちゃったわね。パパ~入ってきていいわよ。」



「お、おう……あぁ少し寒かった!」

「ごめんねパパ……ところで」

「ん?何だ娘よ?」

「まだ、続ける?」

「ん~勝負決まったしそんな気分でも無くなって来たしな……」


「なら、賞品使っていいかしら?」

「あぁいいぞ!(さぁ秋兎くんと楽しむための命令を出すがいい!wktk!!)」


「じゃあ、パパに命令」

「おお!流石わが……むすめ……よ?え?俺?」


ん!?


「流石にいかんぞ我が娘よ!俺がどれだけ魅力的でも!」


「何を勘違いしているのかしら?」

「へ?」

取り乱す神川お父さんにを見てため息を
付きながら舞は王様ゲームのセットを
指差し


「王様ゲームセットを私にください。」

「何だ……これが欲しかったのか?仕方ない……命令は絶対だからな。」


そう言うと神川お父さんはセットを
渡し。



「ありがとうパパ」

と、言いながらニヤリと笑い
こちらに歩み寄って来て

「今度は二人の家でやりましょ?」

と、ボソッと言ってきた。
……どうやら本当の戦いはこれかららしい。
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