78 / 815
二学期編
黒板消し
しおりを挟む
のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「黒板消しって素敵よね」
「まぁ確かに便利だよな?」
「それはもちろんだけど……」
「ん?」
「叩きつけると白いのを出して素敵よね?」
「粉だけどな!?」
こいつは白=イヤラシイのか!?
「羨ましくない?」
「ぜんっぜん!?」
「叩きつけながら白いのを……」
「それが言いたいだけだろ!?」
「あら、バレたわね?」
「そりゃな。」
「でも人間1度は……」
「ん?」
「黒板消しの間でバシバシされたいって思うわよね?」
「思うか!」
「両端から白いのをかけられるなんて……うふ♪」
「ウフじゃねぇ!」
「何かえっちいくて素敵よね?」
「……なんか複雑だわ!」
「あら、そう?」
「まぁな。」
「安心していいわよ」
「ん?」
「私を白くするのは秋兎くんだけよ?」
「お、おう?」
「あ、でも秋兎くんのせいで白くは無くなったわ」
「冤罪じゃないか!?」
「あなたのせいで色んな色を知ってしまったのよね。」
「なんだそりゃ」
「ふふ……そのうち分かるわよ」
そう言って彼女は笑った。
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「黒板消しって素敵よね」
「まぁ確かに便利だよな?」
「それはもちろんだけど……」
「ん?」
「叩きつけると白いのを出して素敵よね?」
「粉だけどな!?」
こいつは白=イヤラシイのか!?
「羨ましくない?」
「ぜんっぜん!?」
「叩きつけながら白いのを……」
「それが言いたいだけだろ!?」
「あら、バレたわね?」
「そりゃな。」
「でも人間1度は……」
「ん?」
「黒板消しの間でバシバシされたいって思うわよね?」
「思うか!」
「両端から白いのをかけられるなんて……うふ♪」
「ウフじゃねぇ!」
「何かえっちいくて素敵よね?」
「……なんか複雑だわ!」
「あら、そう?」
「まぁな。」
「安心していいわよ」
「ん?」
「私を白くするのは秋兎くんだけよ?」
「お、おう?」
「あ、でも秋兎くんのせいで白くは無くなったわ」
「冤罪じゃないか!?」
「あなたのせいで色んな色を知ってしまったのよね。」
「なんだそりゃ」
「ふふ……そのうち分かるわよ」
そう言って彼女は笑った。
0
お気に入りに追加
279
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

【R18】幼馴染がイケメン過ぎる
ケセラセラ
恋愛
双子の兄弟、陽介と宗介は一卵性の双子でイケメンのお隣さん一つ上。真斗もお隣さんの同級生でイケメン。
幼稚園の頃からずっと仲良しで4人で遊んでいたけど、大学生にもなり他にもお友達や彼氏が欲しいと思うようになった主人公の吉本 華。
幼馴染の関係は壊したくないのに、3人はそうは思ってないようで。
関係が変わる時、歯車が大きく動き出す。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではPixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる