となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

文字の大きさ
上 下
68 / 815
二学期編

イス

しおりを挟む
のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。



「ねぇ…秋兎くん」

「何だよ舞?」

「イスって素敵よね」

「確かに実際ないと困るよな。」

「それはそうだけど……」

「ん?」

「乗られたり、踏まれたり、叩きつけられたりして素敵よね?」


「何か懐かしいな!?」

原点回帰なネタだ!

「ってか叩きつけられたり!?」

「よくしてるでしょ?」

「いや……してるか?」

「プロレスで」

「あぁ~なるほど……ってプロレス!?」

「あらどうしたの?」

「い、いや…見てるの意外だな……と。」

「そうかしら?」

「何となくだがな。」

「昔からパパが見てたのを横で見てるだけなのだけどね。」



「あぁ~確かに好きそうだなあの人」

「そのせいでプロレスとか格闘技系が好きになったわ。」


「意外な好みだ。」

「あぁ~机になりたいっ!って思うわ」

「あ、それは予想通りだ!」

よく壊されてるのもなプロレスで机。

「あとはマンガね……特にバ〇」

「あぁ〇キか」

「私は花山さんが好きなのよ」

「ちょい意外だ。」

「ぜひ握撃をくらいたいわ!」

「やめとけ!あれは快楽には変わらん!」

「体重×握力×スピード=快楽!!」

「破壊力だよ!あの世界の人間が死にかけたりするんだから死ぬわ!」


「まぁバ〇の話は違う機会にするとして……」

「そうだな。」

「私は椅子になりたいのよ!」

「あ、そこまで戻るのか!」

「そこで秋兎くん!ぜひ踏んでほしいのだけど……」


「踏まねぇよ!」

「先っちょだけ……」

「先っちょだけ踏むってなんだよ!?」

「便利よ私!勝手に動くし!いい声で鳴くし!掃除にピッタリよ!」


「踏まないっての!」

「なら、座って!」

「断る!」

「なぜ!?」

「恥ずかしいだろ!?」

「私は恥ずかしくないわ!」

「俺が恥ずかしいんだよ!」

「なら、私が座るわ!」

「……まぁそれなら…………ん?っは!」

「あらそう……なら、今度座らせてもらうわ。」

「お、おう?」

あ、あれ?良いように流された?
やるな……
でもまぁ……恋人らしくていいかもな?
うんうん




「主に股間部分に!」

「やっぱり座らせねぇ!」
しおりを挟む
感想 23

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

今日はパンティー日和♡

ピュア
ライト文芸
いろんなシュチュエーションのパンチラやパンモロが楽しめる短編集✨ おまけではパンティー評論家となった崇道鳴志(*聖女戦士ピュアレディーに登場するキャラ)による、今日のパンティーのコーナーもあるよ💕

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。

三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎ 長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!? しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。 ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。 といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。 とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない! フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

処理中です...