65 / 815
二学期編
四字熟語
しおりを挟む
のんびりとした休み時間
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「四字熟語って素敵よね」
「まぁ言えたらカッコイイよな。」
「特にね竜頭蛇尾が素敵よね」
「最初だけ勢いがいいってことだっけ?」
「正解。ね?素敵よね?」
「よく分からん」
「最初だけ勢いがあるなんて……イヤらしくて素敵よね?」
「……………………ッ!そうゆうことか!」
「やっと気づいたわね。遅いわよ!」
「分かるか!」
「もう…秋兎くんは遅いんだから♡」
「ハートを付けるな!」
「あなたって遅いのね?」
「島〇さんかな!?」
「〇風さんの衣装も素敵よね」
「あれは流石にやめてくれ!」
「残念……それで話を戻すのだけど」
「何だよ……」
「竜頭蛇尾が好きな理由がもう1個あってね?」
「おう?」
「亀〇脱皮みたいで素敵よね?」
「伏せなきゃいけないし!そんな四字熟語は無い!」
あったとしてどんな意味だよ!?
「良くないかしら〇頭脱皮?」
「まっっったく!」
「残念……共感してもらえなかったわ」
「するか!」
「ちなみに意味は一皮剥けr」
「言わせねぇよ!?」
「あとは大人になるって意味かしら?」
「意味わからん四字熟語に意味を持たせようとするな!」
「成人式で使えないかしら?」
「無理だよ!」
「……皆さんこれからは亀〇脱皮した自覚を持って…生きてください!」
「最悪だな!?」
「確かに最悪ね……」
「だろ!?」
「これじゃ女の子が可愛そうだわ!」
「なぜ!?」
「亀〇脱皮しないもの!無いし!」
「そりゃそうだが!」
「男女差別はダメよねやっぱり。」
「この場合はあった方が良くないか!?」
変な四字熟語で祝われるよりはマシだろ!?
「……決まったわ」
「決まってしまったのか!?」
「発表します!女の子用の四字熟語は!」
ざわ…ざわ…ざわ
「お、おう」
「洞窟開通!」
「意味深だ!!」
伏せなくていいけどこれも嫌だな……
今日も今日とて
となりの席の神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「四字熟語って素敵よね」
「まぁ言えたらカッコイイよな。」
「特にね竜頭蛇尾が素敵よね」
「最初だけ勢いがいいってことだっけ?」
「正解。ね?素敵よね?」
「よく分からん」
「最初だけ勢いがあるなんて……イヤらしくて素敵よね?」
「……………………ッ!そうゆうことか!」
「やっと気づいたわね。遅いわよ!」
「分かるか!」
「もう…秋兎くんは遅いんだから♡」
「ハートを付けるな!」
「あなたって遅いのね?」
「島〇さんかな!?」
「〇風さんの衣装も素敵よね」
「あれは流石にやめてくれ!」
「残念……それで話を戻すのだけど」
「何だよ……」
「竜頭蛇尾が好きな理由がもう1個あってね?」
「おう?」
「亀〇脱皮みたいで素敵よね?」
「伏せなきゃいけないし!そんな四字熟語は無い!」
あったとしてどんな意味だよ!?
「良くないかしら〇頭脱皮?」
「まっっったく!」
「残念……共感してもらえなかったわ」
「するか!」
「ちなみに意味は一皮剥けr」
「言わせねぇよ!?」
「あとは大人になるって意味かしら?」
「意味わからん四字熟語に意味を持たせようとするな!」
「成人式で使えないかしら?」
「無理だよ!」
「……皆さんこれからは亀〇脱皮した自覚を持って…生きてください!」
「最悪だな!?」
「確かに最悪ね……」
「だろ!?」
「これじゃ女の子が可愛そうだわ!」
「なぜ!?」
「亀〇脱皮しないもの!無いし!」
「そりゃそうだが!」
「男女差別はダメよねやっぱり。」
「この場合はあった方が良くないか!?」
変な四字熟語で祝われるよりはマシだろ!?
「……決まったわ」
「決まってしまったのか!?」
「発表します!女の子用の四字熟語は!」
ざわ…ざわ…ざわ
「お、おう」
「洞窟開通!」
「意味深だ!!」
伏せなくていいけどこれも嫌だな……
0
お気に入りに追加
278
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?


如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~
八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」
ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。
蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。
これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。
一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。


マッサージ
えぼりゅういち
恋愛
いつからか疎遠になっていた女友達が、ある日突然僕の家にやってきた。
背中のマッサージをするように言われ、大人しく従うものの、しばらく見ないうちにすっかり成長していたからだに触れて、興奮が止まらなくなってしまう。
僕たちはただの友達……。そう思いながらも、彼女の身体の感触が、冷静になることを許さない。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる