64 / 815
二学期編
パソコン
しおりを挟む
のんびりとした休みの日
ゲームをしに舞の部屋を訪れ
パソコンを開いてゲームを起動した俺に
今日も今日とて神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ……秋兎くん」
「何だよ舞?」
「パソコンって素敵よね」
「その話題はこの前やった。」
「あら覚えてたのね?」
「お前との会話だしな。」
「ふふ…ムラムラするわ!」
「したとしても公言するな!」
「それにしてもパパはどんなゲームを……」
「分からをんが…全年齢のやつだろ?」
ギャルゲーと見せかけてシューティングゲーム
とかかもしれんし。
「まぁ、ギャルゲーが嘘の可能性も無くわ無いわね。」
と、会話をしているとゲーム画面が現れ……
【ドキドキ!トロピカルパラダイス2!】
……2!?
いや、そこじゃなかった……ギャルゲーだこれ!
「あらギャルゲーだったわねやっぱり……あのパパ野郎……」
そうゆうと黒い顔をし……
「し、しかし2か…1はいつあったのかな?」
「何?秋兎くんやりたいの?」
うぉ……真剣な顔で迫られた……
「い、いやな…感想を聞きたいって聞いてたから1作目かと……」
ってか個人で二作目を作ってるのか?
「まぁ……感想楽しみにしてたし…やらないとダメね……不本意だけれど」
「まぁ、何にしてもスタートしてみよう?もしかしたら普通のゲームかもしれないだろ?」
「そうね……」
ふぅ……何とか合意を得られた俺は
ゲーム画面をクリックした。
すると……
「名前入力か……まぁここは秋兎で……」
と、普通に打とうとすると目にも止まらない
早さでキーボードが叩かれる音がして
【あかさたな】
名前があかさたなになっていた……
「せめてああああにしろよ!?」
「何よ彼女の前で自分の名前でプレイする気?」
や、ヤキモチモードだな……
いやでも自分の名前もしくは
ちゃんとした名前でしたい……各なる上は!
「お、俺がデータ如きに惚れるわけないだろ?お前だけだよ……舞?」
「あ、秋兎くん……やばいわ鼻血が……」
今だァァァ!!!
一瞬のすきを狙って人生史上最速で
指を動かし【秋】に名前を変えた。
「これなら良かろう?」
「ッ……仕方ないわね。」
よし!OKが出た!
さて……始めるか!
「決定!」バシッ
決定ボタンを押すと浜辺の映像に切り替わり
セリフが画面に現れ始めた
【トロピカルパラダイスに来てから早1年……いろいろあったな。】
「あ、前作でのことか?」
トロピカルパラダイス?
【最近ではようやくこの生活になれて今では楽しくやっている……最初は不安だったが。】
「職場……なのかしら?」
「かもな。」
【まさかあんなことがあった後に5人の女の子と結婚するとは思わなかった。】
「「!?」」
【まぁ、今では15人の娘達と楽しく暮らしてるからよしとするか。】
「「!!??」」
【全員娘とは……ハハ我ながら欲望が強すぎるな。】
「「!!!???」」
俺達が訳が分からないとゆう顔をしていると
今度はサブタイトルと共にタイトルが
現れた!
【ドキドキ!トロピカルパラダイス2!~5人の妻と15人の娘達~】
「な、なぁ舞?」
「な、何かしら秋兎くん?」
「これ……前作気にならないか?」
「しょ…正直何故こうなったか気になるわ……」
「神川お父さんに聞いてみるか?」
「そ、そうね…やらせてもらいましょ?」
俺達はパソコンを閉じ神川お父さんの元に
全速力で向かった。
「な、何だよ2人ともいきなり来てビックリするじゃないか?」
「「神川お父さん(パパ)!ドキドキ!トロピカルパラダイス1をやらせて(ください)!」」
「おお!2をやったんだな!で、どうだった?」
「1が気になりました!」
「よし!なら大成功だ!」
「「え?」」
「あのゲームに1は無い!」
「「!?」」
「私は考えたんだ……2は駄作になる事が結構多いという現実を」
「は、はぁ?」
「そこで駄作になるんならいっそ2から作って1を買ってもらおうと!」
「「??」」
「マンガでいえば上下巻の本を下巻から発売するみたいな事だ!下巻が面白くなかったとしても下巻じゃ意味がわからないから上巻を買うだろ?すると何のことない伏線が凄い納得するものになるんだよ!」
「な、なるほど?」
「物語シリーズで言えば今傷〇語をやってるみたいな事だ!え!阿〇々君はこうやって吸血鬼に!?キ〇ショットはこれで!?みたいな!」
「「つ、つまり?」」
「ふむ!1はこれから作る!」
そうゆうと神川お父さんは胸を張った。
「「は…………」」
「は?」
「「早く作ってね(下さいね)!?」」
正直めっちゃ気になった俺達は
その後も暫く催促を続けた。
あまりに言いすぎたせいで
【続編未定!】
って紙が背中に貼り付けてあったけど
ゲームをしに舞の部屋を訪れ
パソコンを開いてゲームを起動した俺に
今日も今日とて神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ……秋兎くん」
「何だよ舞?」
「パソコンって素敵よね」
「その話題はこの前やった。」
「あら覚えてたのね?」
「お前との会話だしな。」
「ふふ…ムラムラするわ!」
「したとしても公言するな!」
「それにしてもパパはどんなゲームを……」
「分からをんが…全年齢のやつだろ?」
ギャルゲーと見せかけてシューティングゲーム
とかかもしれんし。
「まぁ、ギャルゲーが嘘の可能性も無くわ無いわね。」
と、会話をしているとゲーム画面が現れ……
【ドキドキ!トロピカルパラダイス2!】
……2!?
いや、そこじゃなかった……ギャルゲーだこれ!
「あらギャルゲーだったわねやっぱり……あのパパ野郎……」
そうゆうと黒い顔をし……
「し、しかし2か…1はいつあったのかな?」
「何?秋兎くんやりたいの?」
うぉ……真剣な顔で迫られた……
「い、いやな…感想を聞きたいって聞いてたから1作目かと……」
ってか個人で二作目を作ってるのか?
「まぁ……感想楽しみにしてたし…やらないとダメね……不本意だけれど」
「まぁ、何にしてもスタートしてみよう?もしかしたら普通のゲームかもしれないだろ?」
「そうね……」
ふぅ……何とか合意を得られた俺は
ゲーム画面をクリックした。
すると……
「名前入力か……まぁここは秋兎で……」
と、普通に打とうとすると目にも止まらない
早さでキーボードが叩かれる音がして
【あかさたな】
名前があかさたなになっていた……
「せめてああああにしろよ!?」
「何よ彼女の前で自分の名前でプレイする気?」
や、ヤキモチモードだな……
いやでも自分の名前もしくは
ちゃんとした名前でしたい……各なる上は!
「お、俺がデータ如きに惚れるわけないだろ?お前だけだよ……舞?」
「あ、秋兎くん……やばいわ鼻血が……」
今だァァァ!!!
一瞬のすきを狙って人生史上最速で
指を動かし【秋】に名前を変えた。
「これなら良かろう?」
「ッ……仕方ないわね。」
よし!OKが出た!
さて……始めるか!
「決定!」バシッ
決定ボタンを押すと浜辺の映像に切り替わり
セリフが画面に現れ始めた
【トロピカルパラダイスに来てから早1年……いろいろあったな。】
「あ、前作でのことか?」
トロピカルパラダイス?
【最近ではようやくこの生活になれて今では楽しくやっている……最初は不安だったが。】
「職場……なのかしら?」
「かもな。」
【まさかあんなことがあった後に5人の女の子と結婚するとは思わなかった。】
「「!?」」
【まぁ、今では15人の娘達と楽しく暮らしてるからよしとするか。】
「「!!??」」
【全員娘とは……ハハ我ながら欲望が強すぎるな。】
「「!!!???」」
俺達が訳が分からないとゆう顔をしていると
今度はサブタイトルと共にタイトルが
現れた!
【ドキドキ!トロピカルパラダイス2!~5人の妻と15人の娘達~】
「な、なぁ舞?」
「な、何かしら秋兎くん?」
「これ……前作気にならないか?」
「しょ…正直何故こうなったか気になるわ……」
「神川お父さんに聞いてみるか?」
「そ、そうね…やらせてもらいましょ?」
俺達はパソコンを閉じ神川お父さんの元に
全速力で向かった。
「な、何だよ2人ともいきなり来てビックリするじゃないか?」
「「神川お父さん(パパ)!ドキドキ!トロピカルパラダイス1をやらせて(ください)!」」
「おお!2をやったんだな!で、どうだった?」
「1が気になりました!」
「よし!なら大成功だ!」
「「え?」」
「あのゲームに1は無い!」
「「!?」」
「私は考えたんだ……2は駄作になる事が結構多いという現実を」
「は、はぁ?」
「そこで駄作になるんならいっそ2から作って1を買ってもらおうと!」
「「??」」
「マンガでいえば上下巻の本を下巻から発売するみたいな事だ!下巻が面白くなかったとしても下巻じゃ意味がわからないから上巻を買うだろ?すると何のことない伏線が凄い納得するものになるんだよ!」
「な、なるほど?」
「物語シリーズで言えば今傷〇語をやってるみたいな事だ!え!阿〇々君はこうやって吸血鬼に!?キ〇ショットはこれで!?みたいな!」
「「つ、つまり?」」
「ふむ!1はこれから作る!」
そうゆうと神川お父さんは胸を張った。
「「は…………」」
「は?」
「「早く作ってね(下さいね)!?」」
正直めっちゃ気になった俺達は
その後も暫く催促を続けた。
あまりに言いすぎたせいで
【続編未定!】
って紙が背中に貼り付けてあったけど
0
お気に入りに追加
278
あなたにおすすめの小説


どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話
家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。
高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。
全く勝ち目がないこの恋。
潔く諦めることにした。

体育座りでスカートを汚してしまったあの日々
yoshieeesan
現代文学
学生時代にやたらとさせられた体育座りですが、女性からすると服が汚れた嫌な思い出が多いです。そういった短編小説を書いていきます。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
如月さんは なびかない。~片想い中のクラスで一番の美少女から、急に何故か告白された件~
八木崎(やぎさき)
恋愛
「ねぇ……私と、付き合って」
ある日、クラスで一番可愛い女子生徒である如月心奏に唐突に告白をされ、彼女と付き合う事になった同じクラスの平凡な高校生男子、立花蓮。
蓮は初めて出来た彼女の存在に浮かれる―――なんて事は無く、心奏から思いも寄らない頼み事をされて、それを受ける事になるのであった。
これは不器用で未熟な2人が成長をしていく物語である。彼ら彼女らの歩む物語を是非ともご覧ください。
一緒にいたい、でも近づきたくない―――臆病で内向的な少年と、偏屈で変わり者な少女との恋愛模様を描く、そんな青春物語です。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる