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夏休み編
気になる中身
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忙しい屋台巡りをしている俺達
さっきから楽しそうな舞と冬花は
2人で笑ってる。
そんなことに幸せを感じていた俺に
今日も今日とて神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「お祭りって素敵よね」
「だな…楽しいよ」
「それもあるけど……」
「ん?」
「浴衣の中身が気になって素敵よね?」
「そうだな………………ん?あ……」
「あらやっぱり気になるの?」
しまった!つい本音が!
「兄ちゃん最低……」
「うぐっ…」
「仕方ないのよ冬花さん……秋兎くんも男の子なんだから?」
「やめろ舞!妹にそんなことを言うな!?」
「私、引っ越そうかな?」
「おいやめろ!?」
「冗談だよ兄ちゃん……でも鍵は閉める!」
「あら鍵閉めて無かったの?」
「はい。兄ちゃんたまに部屋に来るから」
「危ないわ冬花さん!それは!」
「そうなの!?」
「えぇすごく危ないわ!よく今まで無事だったわね」
「おいやめろ!な、何もしないからな冬花?」
「う、うん……信じてるよ?」ヒキッ
「やめろ冬花!引くな!」
「それで浴衣の中身なのだけど……」
あ、話し戻すのね?
「おう……何だよ?」
「結局浴衣の下は付けてるのかしら?みんな?」
「そりゃ付けない人もいるかもしれんが……」
正直どっちが正解かはよく分からないな……
「ちなみに私は今付けてると思う?」
「え?付けてないのか?」
「さぁ……どっちのフラグも立てたから分からないわよね?」
「まぁ……」
「確かめる方法もあるけどね?」
「ん?」
「さぁ!捲りなさい!」
「なるほど……って出来るか!?」
「本当に付けているかは中身を見るまで分からない……これがマイディンガーの浴衣よ!」
「シュレーディンガーの猫だろ!?」
厨二が大好きなやつだな!
昔調べたな……
「つまりあれか?本当に付けてるかは中身を見るまで分からない……と?」
「よく考えたら当たり前よね?……でもそうゆうことよ。」
「シュレーディンガー?」
「えっとな冬花……あとで調べな?」
説明しようとしたが簡単なのに
難しいことに気が付き俺は諦めた。
「あらでも調べない方がいいかもよ?」
「何でですか舞さん?」
「猫が可愛そうだからね」
「まぁ……確かにな。」
実際にそんな実験はしてないし
思考実験らしいが確かに可愛そうでは
あるよな。
「それで?」
「ん?」
「確かめてみる?」
「確かめねぇよ!?」
「あら残念……」
「あのな舞……」
「なに秋兎くん?」
「俺も男なんだから魔が指すんだぞ?」
「あら……気をつけておくわ。」
そうゆうと彼女は笑い
「だ、そうよ冬花さん?」
「うわぁ……」
「だから大丈夫だって冬花!」
そのあと花火を見てから舞を送り
俺と冬花は帰った。
……何故か距離を置かれながら。
さっきから楽しそうな舞と冬花は
2人で笑ってる。
そんなことに幸せを感じていた俺に
今日も今日とて神川さんは話しかけてきた。
「ねぇ…秋兎くん」
「何だよ舞?」
「お祭りって素敵よね」
「だな…楽しいよ」
「それもあるけど……」
「ん?」
「浴衣の中身が気になって素敵よね?」
「そうだな………………ん?あ……」
「あらやっぱり気になるの?」
しまった!つい本音が!
「兄ちゃん最低……」
「うぐっ…」
「仕方ないのよ冬花さん……秋兎くんも男の子なんだから?」
「やめろ舞!妹にそんなことを言うな!?」
「私、引っ越そうかな?」
「おいやめろ!?」
「冗談だよ兄ちゃん……でも鍵は閉める!」
「あら鍵閉めて無かったの?」
「はい。兄ちゃんたまに部屋に来るから」
「危ないわ冬花さん!それは!」
「そうなの!?」
「えぇすごく危ないわ!よく今まで無事だったわね」
「おいやめろ!な、何もしないからな冬花?」
「う、うん……信じてるよ?」ヒキッ
「やめろ冬花!引くな!」
「それで浴衣の中身なのだけど……」
あ、話し戻すのね?
「おう……何だよ?」
「結局浴衣の下は付けてるのかしら?みんな?」
「そりゃ付けない人もいるかもしれんが……」
正直どっちが正解かはよく分からないな……
「ちなみに私は今付けてると思う?」
「え?付けてないのか?」
「さぁ……どっちのフラグも立てたから分からないわよね?」
「まぁ……」
「確かめる方法もあるけどね?」
「ん?」
「さぁ!捲りなさい!」
「なるほど……って出来るか!?」
「本当に付けているかは中身を見るまで分からない……これがマイディンガーの浴衣よ!」
「シュレーディンガーの猫だろ!?」
厨二が大好きなやつだな!
昔調べたな……
「つまりあれか?本当に付けてるかは中身を見るまで分からない……と?」
「よく考えたら当たり前よね?……でもそうゆうことよ。」
「シュレーディンガー?」
「えっとな冬花……あとで調べな?」
説明しようとしたが簡単なのに
難しいことに気が付き俺は諦めた。
「あらでも調べない方がいいかもよ?」
「何でですか舞さん?」
「猫が可愛そうだからね」
「まぁ……確かにな。」
実際にそんな実験はしてないし
思考実験らしいが確かに可愛そうでは
あるよな。
「それで?」
「ん?」
「確かめてみる?」
「確かめねぇよ!?」
「あら残念……」
「あのな舞……」
「なに秋兎くん?」
「俺も男なんだから魔が指すんだぞ?」
「あら……気をつけておくわ。」
そうゆうと彼女は笑い
「だ、そうよ冬花さん?」
「うわぁ……」
「だから大丈夫だって冬花!」
そのあと花火を見てから舞を送り
俺と冬花は帰った。
……何故か距離を置かれながら。
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