となりの席の変態さん

犬派のノラ猫

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夏休み編

……って言って?

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のんびりとした食後の夜
今日も今日とてリビングで横になった
俺が寝ようとした瞬間
久々にLIN〇で神川さんは話しかけてきた。



「ねぇ……秋兎くん」

「何だよ舞?」

「夜〇いはして来ないの?」

「するか!」

「私のここ空いてますよ?」

「春〇か!」

「私のアソコ開けれますよ?」

「やめい!」

夜だからか!?
下ネタがギリギリを飛び越えてるぞ!?


「貴方は大切なものを盗んで行きました……」

「な、何故カリオ〇トロ?」

「私の処〇です。」

「冤罪だ!」

「今は……ね。」

「っ……盗むんじゃなく堂々と貰うわ!」

「あら、男らしい……濡れたわ」

「報告するなよ!?」

「本当に来ない?」

「行かないから安心して寝ろ。」

「明日帰っちゃうのに?」

「……」

「寂しいわ。」

「いや……ほら冬花もいるし」

「やっぱり妹さんを愛しているのね」

「違うわ!お前の隣で寝てるだろ!?」

妹の横で〇這いとかしたくないわ!

「大丈夫よ妹さんは……目覚めないわ」

「お、お前まさか……」

ついにエ〇のために人を!

「横で起きてるもの」

「あ、目覚めてる人はわざわざ目覚めたりしないよな!……ってトンチか!」


「ちなみに内容は全て妹さんも見てるわ」

「マジで?」

「うん!本当だよお兄ちゃん♡」

「嘘つけ!」

家の妹がこんなキャラなはずがない!

「えぇ~寂しいこと言わないでよ兄者♡」

「呼び方を統一しろ!」

「もう!うるさいぞご主人様!」

「お前隠す気無いだろ!?」

「そんな事ないぞご主人様!」

「ご主人様やめい!」

「飼い主さま!」

「悪化した!?」

「ほら、早くこのイヤらしいメス犬を飼い慣らしなさい!」


「するかこのバカ!」

「……っ」ビクッ

「しまった!」

「久々の罵倒は気持ちがいいわ……」

多分画面の前ではとても見せられない顔になって
んだろうな……


「まずは、お座りから教えてね?」

「飼育しないって!」

「ぐぬぬ……なら飼わなくていいから」

「ん?」

「蹴り飛ばして!」

「難易度上がってるだろ!?」

「あれもダメこれもダメって大人は何でもダメダメ何だから!」


「同級生だろうが!?」

「もう……なら」


「な、なんだよ……」

な、何を言ってくるんだ?
殴れとかか?
と、考えていると電話がかかって来て
……ってなんだ舞か
LIN〇で言えばいいのに……


「もしもし?」

「もしもし」

「どうした?」

「お願い秋兎くん……」

そう言うと舞は息を整えるように
深呼吸をし


「お休みって言って?」


……邪だったのはどうやら俺の方だったらしい



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